用法 接続:N+たるもの 1.~なら後件は当然だ。必ず後件というものだ 2.後件には「そうするべきだ」という話者の強い判断が来る 一緒によく使う言葉 なければならない 比較文型:「ともあろう ... 続きを読む
JLPT文法解説:なりに なりの N1
用法① ~の程度で/の~ 接続:フ(Na・N)+なりに +なりの 1.Xに見合った/にふさわしい 2.Xのレベルで考えれば十分な程度であることを表す 例文 彼は足が遅いが、遅いなりに全力で走っ... 続きを読む
JLPT文法解説:とあれば N1
用法 接続:フ(Na・N)+とあれば 1.XならYだ 2.前件なら後件は仕方がない、実現されなければならない 一緒によく使う言葉 頼み・Nのため 例文 彼女のためとあれば何でもする 彼が行かないとあれば彼女も来ないだろう... 続きを読む
JLPT文法解説:ともなるば ともなるば N1
用法 接続:Vジ・N+ともなると +ともなるば 1.トモナルトを分解すると、ナルは変化を表し、トは前件が起こって必ず後件になるという文型である、つまり「前件になると必ず後件になる」という変化を示す 2.「ともなると」の... 続きを読む
JLPT文法解説:といえども N1
用法 接続:フ(Naだ・Nだ) 【Na・Nはダが無い事が多い】+といえども 1.~でも 2.普通そうすると予想されることをしない 比較文型:「といっても N3」 比較文型:「ても N2」 &n... 続きを読む
JLPT文法解説:~ようが~まいが ~ようと~まいと N1
用法 接続:V意向+ようが+ V(Ⅲ:する・す)(Ⅱ:Vジ/Vマス)+まいが 接続:V意向+ようと+ V(Ⅲ:する・す)(Ⅱ:Vジ/Vマス)+まいと 1.してもしなくても/~でも~じゃなくても、結果は同じだ 2.動詞は... 続きを読む
JLPT文法解説:をおいて N1
用法 接続:N+をおいて 1.Xが一番だ、X以外はない、という時に用いる 2.後件は否定形が多いが、「必ず否定形」と教えると間違いになるので学習者には言わないようにする ・これをおいて他にあるだろうか この文は後件... 続きを読む
JLPT文法解説:きらいがある N1
用法 接続:Vジ/ナイ・Nの+きらいがある 1.~のようだ・~の傾向がある 2.はっきりとした根拠があるわけではないが、なんとなくそう感じられると述べる 3.ネガティブな言葉と共起しやすい 4.何かを非難する際によく用い... 続きを読む
JLPT文法解説:ばそれまでだ N1
用法 接続:動詞の条件形+ばそれまでだ 1.~ば終わりだ 例文 開封直後の匂いは至高だが、石油の匂いと言ってしまえばそれまでですが お国柄の違いといえばそれまでだが、「国力」の差を見せつけられた バカッター... 続きを読む
JLPT文法解説:をもって N1
用法① で(期限) 接続:N+をもって 1.これで最後だ、という時に使う 2.後件は終了を意味する言葉を使う 3.日常的なことには使えない ・車 ✕をもって 〇で 迎えに行くよ。 一緒によく使う言葉 本... 続きを読む
JLPT文法解説:なくして(は) N1
用法 接続:N+なくして(は) 1.前件がなければ、後件が成立しにくい 2.「前件がなければ」ということから、Xを強調、または「大切だ」と述べる際によく用いられる 3.後件は否定形で終わる 例文 恋とは巨大... 続きを読む
JLPT文法解説:ならでは N1
用法 接続:N+ならでは 1.Xだけ 2.Xが特にいい、と言いたい時に多用 3.N1にしてはかなり使用頻度が高い文型 4.「ならではの」の形が多い 例文 胸の膨らみや交差する羽はハトならでは 秋田犬の忠犬ハ... 続きを読む
JLPT文法解説:こととて N1
用法 接続:フ(Naな・Nの)+こととて 1.前件なので、後件なのは仕方ない 2.謝罪を述べる時に多く用いる 3.使い方が特殊で、慣用的に教えた方がいい 例文 とっさのこととて突然倒れてきた彼女を支えられな... 続きを読む
JLPT文法解説:ようにも~ない N1
用法 接続:V意向+にも+Vナイ+ない 1.Xしたいが、できない 2.「どうにもならない」という表現がある 3.Yは「~ない」だが、可能動詞のない形でいい 4.「にも」の直後が必ず可能動詞のない形になるわけではなく、以下... 続きを読む
JLPT文法解説:にとどまらず N1
用法 接続:Vフ・Na/N(である)+にとどまらず 1.ある事柄がどんどん次の範囲、レベルに広がり、大きくなることを表す 2.全品詞のふつう形と接続できるが、い形容詞はほぼないので、い形容詞を除いたふつう形と接続すると教... 続きを読む
JLPT文法解説:を踏まえて N1
用法 接続:N+を踏まえて N+を踏まえ 1.前件について考えて後件を行う。前件のようなことが起こったから後件を行う 例文 前回の展示会は展示物がテーマと逸れていたようだ。その反省を踏まえ、展示物をしっかり... 続きを読む
JLPT文法解説:べきだ/ではないN2 べくN1 べくしてN1
用法① 忠告・助言 接続:Vジ+べきだ/ではない 1.相手に対して話者の強い忠告や助言、主張を伝える 例文 絶えざる自分の成長を目指すべきです ファーストの見地から どう勧めるか はっきり示し 都議選で審判... 続きを読む
JLPT文法解説:めく N1
用法 接続:N+めく 1.完全にXとは言い切れないが、かなりXだと感じる 2.N1らしい文型で、応用がきかない。使.に限って教える 3.「きらめく・艶めく」は単なる語 一緒によく使う言葉 皮肉・春・謎 例文 健康に気をつ... 続きを読む
JLPT文法解説:べからず べからざる N1
用法① 禁止(看板) 接続:Vジ+べからず 1.禁止の用法。会話ではまず使われず、多く看板などで見る 2.単純に禁止を表すわけではなく(「映画館内で撮る~」という看板はまず見ない)、田舎の山や水辺などにある看板に書かれ... 続きを読む
JLPT文法解説:までだ N1
用法① 軽視 接続:Vフ+までだ 1.「~だけ」と同じ意味用法で用いられる 2.「~なら/たら、~までだ」の形が多い 例文 もちろん、彼らも排除するまでだ それができないなら自殺するまでだ 近付いて来たら落ち着いて駆除す... 続きを読む