当サイト管理人による、日本語教師養成個人レッスンの詳細はこちら
用法
接続
N＋をものともせず
V：なし
A：なし
Na：なし
N：ケガ＋をものともせず
意味・使い方
１．～を気にせずに・～に屈せずに
２．大変な状況Xに負けないで、頑張る事を表す。
３．「Xに負けないで頑張ってるなあ」という感想を客観的に述べる表現なので、話者自信には使わない。
４．「をものともせず」と「に」を省略して使うことも多い。
５．個人的なことに使う傾向が強いので、以下のような主語が組織となると使いにくくなる。しかし、集団を表す言葉、「高校生」や「障碍者」のような言葉であれば問題ない。
例：△ その会社は不景気をものともせずに売り上げを伸ばした。
例文
悪天候をものともせずに試合で結果を出した。
障害をものともせず明るく前向きに生きていく。
ひしめく観光客をものともせずに彼は駆けていった。
頭上から容赦なく照り付ける太陽の光をものともせず、ひまわりが咲き乱れている。
気温の変化をものともせず子ども達は外で元気に遊んでいる。
暑さをものともせず子ども達に手を振る着ぐるみのお兄さんに感服した。
かかる困難をものともせずに邁進した。
その悪評をものともせず彼女は女優のトップにのぼりつめた。
人混みをものともせず彼は限定品に手を伸ばした。
襲い掛かってくる敵をものともせず戦う姿はまさに英雄であった。
その選手は昨日の400×3本の疲れをものともせず、自己更新記録で一着通過した。
ハンデをものともせずに彼はたくましく生きている。
コメント