2019年2月19日、一日のページビュー数13000超達成!

14課教案 「て形」 てください ましょうか ています(継続) Vマス方

教案
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教師用メモ

「これでお願いします」

「これヲお願いします」という言い方もあるが、デに留意させる

て形の用法

~て【並列】」 隣に座った人は髪が短くて、年を取ったおじいさん
~て【原因】」 その人から元カレの匂いがして、複雑な気持ちになった
~て【付帯状況】」 頭を振って、「違うこれ違う」と否定した
~て【継起】」 電車を降りて、彼に電話した

このように、て形には実に様々な用法があることは知っておかなければ、例文作りで未習のものを入れてしまう。また、学生に質問されたらそれがどの課で学ぶものかをすぐに指示できるので、て形の教材分析は欠かさないこと。

詳しいて形の機能、さらに「ている」の機能は「て形」の11の機能 + 「ている」の機能にまとめてあります。

教案

動詞のグループ分け

- 教える際の留意点-

1.

Ⅱ→Ⅲ→Ⅰの順で入れる。WBはきれいに区切る
特別なⅡはⅡとまとめて教えるよりも、まずはⅡ=マスの前がエであることを覚えさせた後に入れる。
特別なⅡ(例:おきます みます かります います)はマスの前を見るのではなく、言葉全体を見てⅡであることを示す

 

2.て形やじしょ形、ない形など、~形というものがある。これらはいきなり形の練習から入るのではなく、最初に「~形を使えばこんなことができる」と状況を示してから、形の変換練習をすれば学習者のやる気を減退させずに授業ができる。詳しくは下の記事を参照のこと。

学習意欲が下がる原因と上げる方法
クラスに時々いるやる気がない学習者。しかし、実はやる気がないのではなく、教師の導入方法が原因でそうなってしまったのかもしれません。やり方を変えればそのような学習者を減らすことができます。 なぜ”人”は勉強しようと思うのか 下の記事で外発...

導入・練習

◆FCをWBに貼っていき、マスの前のひらがなに注目させながら、導入するが、まずはグループという言葉の意味を説明
T:動詞は3つのグループがあります。グループは友達です。(PC食べ物・飲み物・乗り物を見せる)パン、魚、肉は友達です。飛行機、車は友達です。gVです。

◆Ⅱはまず板書して、マスの前に着目させる。Ⅱ マスの前が e 【iもあるが特別】

【板書】
おしえます たべます ねます

T: 教えます。食べます。見ます(マスの前の字を指す) 教えええ、え、ます。食べます、
食べええ、え。ねええ、え。 え・ます。Ⅱです。
※特別なⅡはⅠの後に入れるので、とりあえずⅡの仕切り内には意味深な色つきの枠を書いておく

◆Ⅲ
T:(勉強します・買い物しますのFCを見せる)Nします、とシマス、キマスはⅢです

【板書】

勉強します 買い物します します 来ます

◆ⅠもⅡ同様マスの前を見るように言う

【板書】

板書 い・ち・り き ぎ し み・び

(マスの前の動詞に何があるか、「き・み・り・い」以外の例を挙げさせた後、「き・み・り・い」の動詞の例を挙げさせていく)
T:キ、ます、何ですか
S:書きます
T:そうですね。書きます、Ⅰです。じゃ、起きますは?
S:Ⅰです
T:いいえ、違います。(ここでⅡの仕切り内の色つきの枠を指す) 起きますはⅡです
起きますと書きますは友達じゃありません。起きますは・・・(Ⅱの所に書き加える)

T:この4つもⅡです。食べますと友達です。

◆最後に動詞FCを見せて、何gVか全体で言わせていき、個別に言わせる

て形の作り方

- 教える際の留意点-

マスの前が
いちりg:買い・吸い・待ち・持ち・送り・借り
きg:書き・働き
ぎg:泳ぎ(L14までのギマスはこれのみ)
しg:話し・貸します
みびg:読み・飲み・遊び

て形の図

◆て形の作り方
(ここからは上の図を学生と一緒に見ながら進める)
T:これを見てください(て形の作り方の図のⅢの部分を指して)。「けっこんします」は?
S:けっこんして
T:「来ます」は?
S:きて
T:これは何グループ?
S:3グループ
T:3グループは「して」「来て」です。次は「食べます」はマスさようなら、テ。「食べて」。じゃ「寝ます」は?
S:寝て
T:これは何グループですか
S:2グループ
T:2グループは簡単ですね。3グループと、2グループ、次は?
S:1グループ
T:「あいます」「まちます」「とります」は?
S:あって、まって、とって(出なければ教師が言う)
T:(マスの前を指して)ここは「い・ち・り」、「って」です
(同じようにしてマスの前の文字に注目させ、それぞれの変換のルールを教える)
T:ですから、「泳ぎます」は?
S:泳いで
T:じゃ最後。「行きます」は?
S:行きて
T:「ききます」は「きいて」ですからね。でも、「行きます」は特別、スペシャルです。「行きます」は「行って」です

◆て形練習
T:皆さん、これは?(「働きます」を指して)
S:働いて
T:働いたあとで、まで言ってください。じゃこれは?(「休みます」を指して)
S:休んだあとで
T:じゃS1さん、これは?(「行きます」を指して)
S1:行ったあとで
T:じゃS2さん、これは?(「帰ります」を指して)
S1:帰ったあとで
・・・

て形の変換練習はFC(フラッシュカード)が便利です。以下のリンクを押すと、無料でダウンロードできます。形式はpdfです。
14FC て形Ⅰ動詞

14FC て形Ⅱ動詞

14FC て形Ⅲ動詞

導入・練習

T:マスの前がイ、買います、吸います、は買って、吸って
T:マスの前がミ、読みます、遊びます、は読んで、遊んで

て形の作り方の歌は
「アルプス一万尺」
「ロンドン橋落ちた」
「きらきら星」
「むすんでひらいて」
など、様々あります。歌っている人、するべきだという人もいますが、私はもうやっていません。理由は単純で、”さむい”からです。対象が子どもであれば私もまだ歌っていたと思いますが、そうでなければ大人、20歳以上の留学生やビジネスパーソンには辛いアクティビティとなります。昔、私も多分に漏れず歌っていたのですが、どの学生も歌を教えている時の顔が暗く、こんなのやってられないよという顔で、教室がシラケます。
それでも、どうしてもやりたいということでしたら、全力でやることをお勧めします。やり切れば彼らもノってくる、かもしれません……。

てください【指示用法】 N5

- 教える際の留意点-

教科書、手引きでは指示→依頼の順だが、依頼→指示の順の方がわかりやすい

板書 てください
 ①すみませんが、~てください(依頼)
 ②すみませんが、~てください (指示)
 ③どうぞ、~てください(勧め)

1.それぞれの用法はGでふんぞり返って指示したり、腰を低くして依頼したりしながら示す
T:②は、(ふんぞり返って、偉そうにするG)パスポートを見せてください。(ふんぞり返って、偉そうにするG)皆さん休んでください!違いますね。
①はすみませんが。(謙虚に腰を低くして)すみませんが、皆さん休んでください。いいですか
S:だめです
T:(笑顔で)皆さん、どうぞ休んでください。ですね。これが③です。

2.指示は学生が言う機会はない事を告げる(活動につながる)

3.お願いの形4種
家族・友達:道を教え
家族・友達:道を教えて ください
先生・店長・知らない人:道を教えて いただけませんか
先生・店長・知らない人:道を教えて てくださいませんか

4.14課までの動詞でテクダサイと接続する動詞
指示
聞く・読む・書く・急ぐ・起きる・始める・見る・とめる・勉強する・来る・宿題する

依頼
貸す・取る・消す・切る・送る・手紙を出す・急ぐ・待つ・持つ・手伝う・呼ぶ・起きる・食べる・教える・つける・開ける・閉める・見せる・来る・結婚する

勧め
休む・帰る・飲む・吸う・もらう・休む・起きる・電話をかける・来る

導入・練習

◆導入
T:暑いですね(冬なら「寒いですね」と言う。そして、エアコンは消しておく)
S:先生!エアコン!(と学生が言わないなら、教師がエアコンを見たり、リモコンを持って見せたりする)
T:エアコン?
S:エアコン!
T:エアコン・・・ああ、エアコン!あそこにあります!
S:先生!!
T:はい!エアコン、何ですか!
S:つけます!
T:どうぞ!(ここまでしつこくしなくてもいい。やり方は各々あるだろうが、とにかく学生に「つけてください」を言いたいんだけどそれが言えない」という状況を作る。また、このやり取りの最中にできる学生が「つけてください」を言ってくれることが多い)
T:はい、ごめんなさい。皆さんは先生にこれを言ってください

【板書】
エアコンをつけてください。

◆導入
T:Sさん、来てください(何のジェスチャーもなく、棒立ちで言う)
S:?
T:Sさん、来てください!(手招きをする)
S:はい(前に来る)
T:はい、ありがとうございます。じゃ帰ってください(「戻る」は未習)
S:はい
T:(帰る途中で)ちょっと待ってください!

【板書】
来てください。
帰ってください。
待ってください。

◆他、指示用法で使える動詞
読む・書く・聞く・急ぐ・始める・見る・勉強する・来る・宿題をする
起きる・とめる

てください【依頼用法】 N5

- 教える際の留意点-

1.「すみませんが」を付けて相手に頼む表現を確認

2.「貸し/借りてください」混同しやすい。まず「借りてください」とはあまり言わないので、「貸してください」を14課中では言い続ける。貸してくださいが相手に物を借りるという事だと定着してから借りてくださいをちょろっと出す
★カメラ

導入・練習

◆導入
T:Sさん、ここへ来てください
S:はい(前に来る)
T:じゃ、「り・ん・ご」ここに書いてください(ホワイボードを指して)
S:(書こうとするが、ペンがなく、探す)ペン、先生、ペン・・・
T:ペン・・・
S:ペンを貸してください

【板書】
ペンを貸してください。

◆導入
(とても重い物を運ぶよう指示する)
T:すみません、Sさん、これをあそこに(と言って教室の隅を指す)
S:はい
T:ありがとうございます
S:先生、これは・・・
T:何と言いますか

【板書】
手伝ってください。

◆導入
(学生の手に荷物をいっぱい持たせ、教室から出るよう指示)
S:先生、ドア
T:ドアを?

【板書】
ドアを開けてください。

◆導入
T:(写真をS1に撮ってもらった後、写真を確認し、嫌な顔)すみませんが
S:もう1枚写真を撮ってください

◆導入
T: (速く日本語を話す)
S:ゆっくり話してください/もう一度言ってください

◆「ちょっと」がつけられる文を紹介。この「ちょっと」は程度の少しという意味ではなく、単に文を丁寧にする依頼表現である事を説明

板書    エアコンをつけて  ください
消しゴムを貸して
窓を開けて

すみませんが、ちょっと

◆会話
「はい、どうぞ」を言わずに、無言で渡すG→言わないと怖い事を教える

◆活動。『あれをして!これをして!』先生が教室の後ろに行き、学生を3人前に読んでTが指示。学生は言われた通りにやる
1.指示の導入で「これは学生は言わない。でも聞いて必ずわかるようになってないとダメだよ」と言っておくのがこの活動をする意義であり、学生もそれに納得して遊べる
1.指示が終わってから実施してもいいが、依頼が終わってからの方が幅が広がる
2.練習が盛り上がってきたら、指名された学生以外からも指示させる
3.結婚して」などは飽くまでゲームというこで許容とする
4.スタート時、イスも3つ並べておく
立って 座って 曲がって 出て 入って エアコン消して→暑い→すみませんがで他学生に言わせる。電気を消しても同じ
書いて 消して 話して ダンスして 寝て 起きて 電話して (学生の母語) でありがとうを教えて 結婚して
最後に母国語で歌を歌わせて楽しく終わる

てください【勧め用法】 N5

導入・練習

T:皆さん疲れましたね。私も疲れました。皆さん、休んでください

◆状況を与え、Sに文を言わせる。
T:S1さん、週末暇ですか
S1:はい、暇です
T:私の家へ遊びに・・・?
S:来てください

板書 ③あそびにきてください
休んでください
たばこをすってください
聞いてください(自分の好きな音楽を)
(それぞれ状況を与え、Sに文を言わせる。板書が終わったら全体リピート→個別に言わせる)

Vマス+ましょうか N4

- 教える際の留意点-

1.動作主に注意  ましょうか(私します) てください(あなたします)
一緒に行うマショウカの用法は14課では扱わない 「一緒に帰りましょうか/あの喫茶店に入りましょうか」 

2.14課までの動詞でマショウカと接続する動詞
書く・撮る・切る・送る・あげる・教える・迎えに行く・つける・消す・持つ・取る・手伝う・閉める・開ける
※動作主注意:貸す・見せる

  • ドアを開けましょうか
  • ドアを閉めましょうか
  • 中国語を教えましょうか
  • 私の母の写真を見せましょうか
  • プリントをコピーしましょうか

 

導入・練習

★ビンなど何か開けるのに力がいる物

★PCお金がない
遠くにある塩が取れない
包丁で手を切る
地図 ◆導入
(ビンなど何か開けるのに力がいる物を用意しておく)
T:あれ、開かないなあ・・・ふん!ふん!
S:先生、私
T:私?
S:開けます
T:「開けます」もいいですが、今日はこちら、

【板書】
開けましょうか。

S:先生、何が違いますか「開けます」「開けましょうか」
T:「開けます」は、
(ここから教師が一人二役になって違いを表情や態度で説明)
T1:先生!開けます(ちょっとキツイ感じで言う)
T2:え、あ、はい(驚きながらビンを渡す)
T1:先生、開けましょうか(優しい感じで言う)
T2:はい、ありがとうございます
(これで学習者が理解しているようならここで説明を終わる)
T:わかりましたか
S:「開けます」は怖いですか
T:怖くないです。でも、「開けましょうか」は質問ですね。ですから、

【板書】
開けましょうか。
→ええ、お願いします。
→いいえ、けっこうです。
開けます。
→✕

T:「開けます」は「はい/いいえ」がありません

◆導入
T:さ、寒いです(寒そうなG)
S:窓を閉めましょうか/エアコンをつけましょうか

◆活動
時間があればSを前に立たせ、困った状況のGをやらせる。それを見た座っている学習者に下の文を言わせる。

手伝いましょうか
お金を貸しましょうか
荷物を持ちましょうか
窓を開けましょうか
電気を消しましょうか
地図を書きましょうか

Vテ+います 【現在進行】 N5

- 教える際の留意点-

1.14課までの動詞でテクダサイと接続する動詞
Ⅰ働く・休む・飲む・吸う・聞く・読む・書く・撮る・切る・遊ぶ・泳ぐ・急ぐ・待つ・手伝う・話す
Ⅱ寝る・食べる・見る・教える・かける
Ⅲ勉強する・宿題/テニス/サッカー/野球/ダンス/パーティー/釣り/スキー/会議/コピーをする・
買い物/食事/散歩する
※瞬間動詞類は入れないこと

2.テイルの用法
L14たばこを吸っている
L15結婚している・住んでいます・持っている・知っている
L22着ている・はいている
L14~L22は主体が全て人。L29では物の瞬間的な変化の結果、それがどんな状態にあるか

導入・練習

T:今皆さんは日本語を勉強しています

◆絵を見て、テイルで答える。目的語付
今手紙を書いています
VPCを適当に並べてやるので、単純なテイルの練習(目的語無し)はFCでやる

◆TとSがG
①TがGをする
②学生を次々前に呼んで、TはPCかFCで何のGをするか指示。一人3つぐらいG

◆色々な人が色々な事をしている絵を見て、テイルで答えるQA
Q山田さんは何をしていますか A子供と遊んでいます

◆疑問詞を使ったQA
Q山田さんはだれと遊んでいますか A子供と遊んでいます

◆不在の理由を伝える
・さあ:「さあ、行きましょう」など、促しの表現
・あれ?:不審を抱いた時に使う。「あれ?かばんがありません」
Aさあ、会議を始めましょう Bあれ?ミラーさんは? A今電話をかけています Aそうですか。じゃ、ちょっと待ちましょう

◆Gでゲーム
①Tは後ろからPCかFCで前に呼ばれたSに何をするのか指示
→Sが後ろを見るし、点数記入ができない。全体で答えを言わせると誰が正しい答えを言ったのかわからない。できる子が圧勝
②クラスを数gに分ける。Tは教卓の前にいつづける。学生を1人呼ぶ。Tがその1人にだけ見えるようにカードを見せる

【画像】「ている」用法まとめ┃継続・結果の状態・習慣

「ています」には実に様々な用法がある。

 

上の表などを用いてわかりやすく解説したページ、「ている」用法まとめ┃継続・結果の状態・習慣を作ったので、参照のこと。

【画像】「ている」用法まとめ┃継続・結果の状態・習慣
当ページ内容 ① 「田中さんは本を読みますか/読んでいますか」は何が違うのか、 ② 「勉強します(継続)」「勉強しています(現在進行)」「勉強しています(習慣)」の違いはどうやって教えればいいのか。 当ページにある画像をロゴ無しで使い...

新出語

呼ぶ:タクシーを~。呼びます(パーティーに)は1版で、2版にはない
消す:「電気をoff」の意味で、「字をerase」では扱っていないが、教える
止める:「駐車」「CDなどの動いている物を止める」の2つ
曲がる:助詞はニではなく、ヘで扱う
話す:相手が聞き役の時は「<人>に話す」。相手と話し合うのは「<人>と話す」←手引き
教科書では全てトで、ニはない(14課時点で)
教える:住所・名前などを~(tell)。L7:日本語を~(teach)
手伝う:発話者が聞き手と共にその作業を行うこと
ゆっくり:ゆっくり話す(速度)、ゆっくり休む(状態)の2つ

「もう」
L7:already.「~Vましたか」
L14:one more.累加。「~一ついかがですか」「~一人来ます」
L33:any more.後ろに否定。「~走れない」「~時間がない」

授業記録

て形

て形はまずグループ分けから入るのだが、まずこれが難しい・・・
学生からしたら、動詞をまずgV分けして、Ⅱならマスをテに変えるだけ、Ⅲは覚えるのみ、Ⅰはしっちゃかめっちゃか、という非常に面倒なところ。教えるのが難しいのだから、勉強する方はもっと大変だろうと思う。作り方を入れたら、FCなどで十分な口慣らしをする。
私はいつも作り方を教えた後に、学生にこんな活用のルールなんか覚えても無駄。何度も言って覚えろ!と言っている。とにかく何度も何度もFCで言わせていくことが一番の近道なのだ。
頭の中でいちいちルールなんて考えるよりも、口が覚えれば、会話内でスムーズにて形が使える。

行きますのて形

言わずと知れたて形のあらくれもの。どのクラスも初日、二日目、三日目は変換ができる。しかし、それは教えた直後だからであって、時間がたって16課などの継起を教える際にはもう「行きて」「行いて」「行て」となっている。口頭も筆記も両方である。行きますのFCは多めに入れておく

「貸す」「借りる」ダイクシス

L5の「行く」「来る」の混同同様、視点をどこに置くかで決まるダイクシス。
「貸す」「借りる」はL14で出てくる「~てください」「~ましょうか」で正しく使える学生は多くはない。時間に余裕があるなら、Sが消しゴムがなく、Tだけが持っている状況を与えるなどして、「貸してください」と何度もリピートさせて、口で覚えさせるしかない。

「貸してください」だけ覚えてたらええねん!

それから上述にこだわって、同時に「借りてください」「貸してください」を提出する方がいるが、止めた方が賢明。わざわざ(あまり)使わない「借りてください」を出して、これとこれはこう違うからね!!と熱弁する必要はない。テストでも「借りてください」を問う問題を出す必要はない。使わないのだから。
とにかく同時に出したときの混乱があまりにも酷いので、「借りてください」という日本語はない!ぐらいのスタンスで構わない。
※学校という場所に限れば、確かに「S1さん、消しゴムをまた忘れたんですか。じゃ隣の人に借りてください」と言う事もある

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