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JLPT文法解説:に相違ない N2

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用法

接続

ふつう形+に相違ない┃以下接続例
   V:する+に相違ない
   A:難しい+に相違ない
 Na:元気+に相違ない
 Na:元気である+に相違ない
   N:雨+に相違ない
   N:雨である+に相違ない

 

意味・使い方

1.絶対にXだ、と言う時に使う。

2.日常会話レベルではまず使われない表現で、格式高い場面、裁判や報告書などに用いられる。腕の桜吹雪で有名な『遠山の金さん』が、奉行所で「おぬしは〇〇を殺めた、相違ないか?」というセリフをよく言うが、現代ではそのような使い方はしない。

3.「~で相違ない」で「~で間違いない」という使い方もされる。

 

参考文型:「に違いない N3」

1.前件が間違いないと述べる際に用いる

 

参考文型:「に決まっている N3」

1.強い主観でもって自分の主張を強く前に出し、「絶対に~だ」と言う際に用いる。

2.話者が断定したいほど確信を持っていると言う時に使うので、公的な場ではまず使われない
 ×(新聞)先日行われた首脳会談では自由貿易圏の拡大が話し合われたに決まっている。

3.文句を言う時などによく使われるので、それを念頭において例文作りを
 ・どうせあいつがやったに決まっている。
 ・結婚したばかりの彼は幸せに決まっている。(自分はまだ独身だから妬んでいる)

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例文

絵の専門家「この色と書き方は、あの有名な画家の絵に相違ない」

この契約書はカキアゲ氏本人が書いた物に相違ない。

~した、ということで相違ないか?

島田カンベエ…その方都に逆らわんとする己が欲望を満たさんがため、神無村の住民を先導して武装させ、野伏せり共を殺害したとあるが…相違ないか?

田中さんが募集されていた水玉柄のチャームで相違ないです。

言葉はかように途切れ途切れであるけれども、バッタだの天麩羅だの、団子だのというところをもって推し測ってみると、何でもおれのことについて内所話をしているに相違ない。話すならもっと大きな声で話すがいい、また内所話をするくらいなら、おれなんか誘わなければいい。いけ好かない連中だ。 ―夏目漱石『坊ちゃん』より

人間は楽々悠々生きていることが自然だ。 むずかしいことを敢えてやりたくなり、苦しいことを敢えて耐える時は、そのことをその要求するが如く行なえ。苦しいこと、むずかしいことに取り組んでいる中にでも、快があることを見出すに相違ない。 ―野口晴哉

東洋城は私よりも六つ上、三重吉は私より二つ年上だつた。従つて二人とも、私を相手にするよりも、二人だけで話し合つてゐる方が、話が合つたのだらう。よくは覚えてゐないが、恐らく私は三重吉を仲介として、東洋城と知り合ひになつたのに相違ない。 ー小宮豊隆『松根東洋城のこと』より

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