用法① 同時
接続
ます形+つつ
V:し+つつ
A:なし
Na:なし
N:なし
意味・使い方
1.2つの動作が同時に行われることを表す
2.非常に硬く、使用場面は限られるので、いくつかよく使う動詞をあげ、慣用的に教えた方がいい
比較文型:「つつある N2」
「つつある N2」
比較文型:「ながら N5」
「ながら N5」
置換可能だが、ツツは硬く、慣用的に使う場合が多い
例文
この旅館では景色を楽しみつつ、温泉に入れます
祖母は家で家事をしつつ、生け花を教えている
用法② 逆接
接続
ます形+つつ(も)
V:し+つつ(も)
A:なし
Na:なし
N:なし
意味・使い方
1.話者が後悔(てしまう)
2.慣用表現が多い
3.Xに瞬間や状態は×
×日本語学校にい/へ行きつつも、学校では中国語を話してしまう
×友達にお金を借りつつ、全部使った
4.逆接の表現だが、使われる形はほとんど「…は悪いと思いつつ・…と知りつつ」で、わかっているのに我慢できずにYする、というような事を言う時に使われる
一緒によく使う言葉
…は悪いと思いつつ・…と知りつつ
比較文型:「ながら N2」
「ながら N2」にもまったく同じ用法がある
例文
明日がレポートの締切だと知りつつも、遊んでしまった
高齢者を騙すのは悪いと思いつつも、売らなければ自分がクビになってしまうのでやっている
ダイエット中だから悪いと思いつつも、ケーキを食べてしまう
悪いと思いつつも、カンニングしてしまった
彼女は笑いつつも、心の中では泣いていた
店員さんにかわいいですねって言われ嘘だろって内心思いつつも、嬉しかった
飲むと激しくなる性格いい加減直そうと思いつつも、毎回ぶっ飛ぶ
自分では良くできたと思いつつも、こんなので本当に良いのか?とも思えます。
給料分はちゃんと働かなきゃ!と思いつつも、眠い
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