ティーチャートーク
お好み焼き屋に行ったら店員が外国人だった。案内されたのは”喫煙”席。
私:禁煙席ありますか
店:ああ、はい
と言ってなぜかその店員はテーブルの灰皿を指す。
私:…?いや、ここ”喫煙”席ですよ
店:ああ、はい
私:…
テーブルのガスコンロをつけながら同じ灰皿を指し続ける店員。何度かそれを繰り返して自分の職業を思い出す
私:私、たばこ、吸いません。ここ、たばこ、吸います。たばこ吸いません場所行きたいです(たばこを吸いながら歩く丁寧なG付き)
店:ああ、はい、あそこです
よっぽど人手不足なのだろうか。このレベル(初級)でホールを任されるのだから。しかし、厨房からも彼女の母国語(彼女のネームプレートから国は推測できた)が飛び交っていたので、単に縁故による採用だったのかもしれない。
必要な外国人に対するぞんざいな対応
最近都内では外国人を見ない店がないというぐらい外国人が増えたように思う。コンビニは昼は日本人が多いが、朝と夜は私の行動圏内では必ず外国人がいるし、居酒屋も同様だ。
そして、私のクラスにも下のような留学生がいる。
これどういう意味ですか、と一枚の紙を私に見せてきた留学生。長文で書かれていたのはその学生のバイト先の店長からの懇願だった。要約すると「辞めないで。あなたがいなくなると困る。時給50円UPするから」内容を教えてあげると学生はニヤリと笑っていた。
引用元:留学生とのスモールトーク その5
留学生がいないともう飲食店は成り立たないほど、日本は彼らに依存しているのだ。しかし、そんなに依存しているにもかかわらず、彼らに対するケアは不十分であり、遅れている。例えば震災時、やさしい日本語を用いた各機関から出される発表はやはり素人、つまり日本語教師でない人には難しい。
外国人への伝達係担当
よく飛行機で
「お客様の中にお医者様はいませんか」
という場面があるが、震災で避難した際はぜひ日本語教師を活用してほしい。
「こっ…この中に…日本語教師様はいらっしゃいませんか。外国人に伝えてほしい事があるのですが」
日本語教師ならば、ひらがなが書けないレベルの外国人とも簡単な意思疎通ができることをもっと世間に知ってほしい。
コメント