用法
接続
ふつう形┃以下接続例
V:忘れます+っぽい
A:なし
Na:なし
N:なし
意味・使い方
1.Xをした後の状態がそのまま残存している事を言う
2.動作動詞につくが、状態動詞にはつかない
・雨がまだ降×りっぱなし 〇っている
・曲げたスプーンが曲が×りっぱなし 〇ったまま だ
3.くだけた言い方でナシを言わない形も
・靴下脱ぎっぱだよ
よく一緒に使われる言葉・文型・表現
「脱ぐ・出す・置く・つける・開ける」
例:靴下を脱ぎっぱなしだ。
比較文型:「まま N4」
「まま N4」
「その後の状態が残存している」という意味は共通している
・靴下を脱〇ぎっぱなし 〇いだまま にしてはいけない
しかし、ッパナシは「次の動作がなされる事が期待される」ものであり、後件は禁止表現(しないで・てはいけない)がよく使われる。例えば「テレビはつけたら消さなければ」というのが前提である
・テレビをつけ◎っぱなし 〇たまま にして寝てはいけない
タママは「動作Xに伴ってYする」という意味なので、Aのような後件がない文ではタママに違和感が出る
A警備員の仕事は立〇ちっぱなし ?ったまま だ
B警備員の仕事は立ったまま周囲を警戒しなければならないので、意外と大変なのだ
C彼は息子を連れ×っぱなしで 〇たまま どこかへ行ってしまった
Cのッパナシが×なのは、「次の動作がなされる事が期待される」というッパナシの用法による。息子を連れてどこかへ行く事が期待されているとは考えにくい
例文
妻は昨日3時間電話で喋りっぱなしで、ついに充電がなくなるまで喋っていた。
かばんを置きぱなしにしていたら盗まれた。
靴下を脱ぎっぱなしで寝たら、母に叱られた。
今日は一日中立ちっぱなしで疲れた。
コンクリート打ちっぱなしの家
コンセントを入れっぱなしにすると電気代が高くなる。
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