「ことだろう」「ことか」【N2】
用法:とても~だ(ろう)・感慨
≪接続≫
普通形+ことだろう(か)/ことか┃以下接続例
V:する+ことか
A:おいしい+ことか
Na:にぎやかな/である+ことか
N:本である+ことか
≪意味・使い方≫
Xことだろう(か)/ことか。
- とても~だ(ろう) <must be very X>
1.1. 過去の事について話者が「いったい<疑問詞>だけの~をしたのだろう」と思い巡らせる
2.接続はVフだが、過去について言うので、Vタが多い
3.形容詞を使う時は「どんなに/どれだけ」の後が多く、その場合、この文型と用法が同じ
よく一緒に使われる言葉・文型・表現
「いったい」
例:いったい何度友達に助けてもらったことか。
例文
大切に育ててきた息子が一流大学に合格して、どんなに嬉しかったことだろうか。
逮捕目前で犯人を取り逃がしてしまった刑事は、どれほど悔しかったことだろう。
最愛の夫に先立たれ、どれだけ寂しい思いをしたことだろうか。
戦争の渦中を生き抜いた人々は、いったいどれほどつらい思いをしてきただろうか。
女手一つで息子3人を育て上げるのに、どれだけ苦労したことか。
自由奔放な娘には何度心配させられたことか。
彼女に振られた彼は、どれほど辛かったことだろう。
大切な試合で敗北を喫した選手は、どれほど悔しかったことだろう。
誕生日を忘れられた子供は、どれほど寂しかったことだろう。
失恋した恋人は、どれほど悲しかったことだろう。
計画していた旅行をキャンセルしなければならなかった人は、どれほど残念だったことだろう。
長年の努力が報われず、失敗した彼は、どれほど落胆したことだろう。
重要な書類をなくしてしまった彼は、どれほど焦ったことだろう。
誤解を受けて、不当に批判された人は、どれほど悔しかったことだろう。
大切な人を失った人は、どれほど悲しかったことだろう。
思いがけず事故に遭ってしまった彼は、どれほど驚いたことだろう。
大事な試験で不合格になってしまった彼は、どれほどショックだったことだろう。
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