用法
接続:N+にそくして
1.そのことが基準になるという意味。事実や規範を表すNに付く
一緒によく使う言葉
現実・時代
例文
国会の発表、時代に即して大スクリーンやデジタル表示や実物を示してやれば国民にもっと分かりやすく速やかに説得的に進むのでは
介護をうける人の実態に即して可能なことをせいいっぱいやる
障害者差別解消法をガイドラインに即して解説します
事象に即して判断する
現実に即してなくてもよいではないか
成る程、己れの世界は狭いものだ、貧しく弱く不完全なものであるが、その不完全なものからひと筋に工夫を凝らすというのが、ものを本当に考える道なのである、生活に即して物を考える唯一の道なのであります 小林秀雄
来年あたりにはもうちょっと現実に即して適応できているかもしれない
事実に即して諸々の関係を見つけ出してはいかねばならないのです ルドルフ・シュタイナー
比較文型:◆その通り族
「に則って N1」「に即して N1」「に沿って N2」「に従って N3」「通りに N3」
文が冗長になるのを防ぐため、それぞれ「則」「即」「沿」「従」「通」と略称を用いて説明する。〇は使える、✕は使えないことを表す
【接続】
N+に則って N+に即して N+に沿って Vジ・N+に従って Vジ/タ・N+通りに
【X:抽象物(指針になるもの) の通りにYする】
規則 〇に則って 〇に即して 〇に沿って 〇に従って 〇通りに 処罰する
➔この指針の用法が最も基本的なもの。
【XとYが同時に変化する】
夏が近づく ✕に則って ✕に即して ✕に沿って 〇に従って ✕通りに 暑くなる
➔前件と後件が同時に変化することを表せるのは従のみ
【X:具体物(場所)】
川 ✕に則って ✕に即して 〇に沿って ✕に従って ✕の通りに 道が続いている
➔場所を基準にYする場合沿のみ〇
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