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授業の小さなコツ詰め合わせ

授業のコツ

今回は、「1つの記事にするには短い」授業のコツを詰め合わせて紹介します。

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沈黙

教師が話し続けると、「教師の声が聞こえる状態」が当たり前になります。同じ状態が続くと、学習者は眠く集中力が切れやすくなります

そんな時は少し黙ってみましょう。当たり前の状態、さっきまで聞こえていた雑音(教師の声)が止まり、注目が集められると同時に、授業に緩急がつきます

大事なところを言う時などにも活用できます。授業中、重要なことを言う前に、いったん話すのも、動くのも止めてみて、学習者がこちらに注目したらその重要なことを話すのです。

答えは繰り返すようにする

学生に答えを言わせた後、私は必ずその答えを2回は繰り返すようにしています。

私が学生だった頃、教師が、一人の声の小さい学生に当てました。当てられた学生の声は私のところまで届かなかったのに、教師は「はい、正解」と言い、次の問題に行ってしまいました。そんな反面教師から獲得した技術です。

日本語学校の場合、声量だけの問題でもありません。学生が「1番の答えは『取て』です」と言って次の問題に行ってしまうと大変です。『取って』のような特殊拍などが怖いのでダメ押しで私はさらに答えを書く!よっぽど長い文章の場合や時間に追われていない限り書いて、言うようにしています

学習者の得意を取り上げる

松屋で働いている人は飲食に詳しく、ヤマトで働いている人は配達のノウハウを知っています。授業中にアルバイトを取り上げることは多いですが、その際にそれぞれ働いている業種に合わせてテーマを決めたり、読解でその仕事に関係のあるテーマであればその都度それぞれの学生に当てることで学生も喜んで話してくれます

T:あ、これ牛丼屋の話だね。私はここに書かれていることはよくわからないけど、Sさんなら知ってるでしょ?

S:はい、これは〇〇という意味です

といった具合です。

 

無言の合図

「静かにしてください」

昔はよくこの言葉を言っていました。静かにさせるための言葉ですが、学習者がこれに慣れてしまえば、効果は薄くなります。しかし、それ以外に静かにさせる方法がないと思っていたので、私はそれを馬鹿の一つ覚えで言い続けていました。

ある日、朝の出席確認をするため、出席簿を開きました。疲れていたのか、座ったままやってしまいました。出席確認が終わり、立ち上がると、不思議なことに学生は静まり返ったのです。

立ち上がる=授業が始まる

というサインを無言で出すことで、学生が勝手に静かになったのです。
それからというもの、「静かにしてください」という代わりに、この立ち上がるというアクションを、静かにさせる方法の一つとして使うようになりました。

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授業開始時はやってみてはいかがでしょうか。

 

プリントを持ってこない学習者の対応

両面印刷して、表面が終わったところで授業が終了することがありますが、そんな時に役立つコツです。

授業終了間際に「じゃこのプリント、表が終わったから、明日は裏をするよ。だから持って来てね」と伝えます。すると、当たり前のように忘れてくる学習者がいます。授業中に「忘れました」と言われても困ります。

そこで私は、裏面をやる時に

S:忘れました

と言われたら

T:じゃ今からコピーしてくるね。コピーには10円かかるんだけど、今日は私が払うから、今度からプリント忘れないでね……

と言って、トボトボとコピーしに行きます。どんなにやる気がない学習者でも、先生が、自腹で、授業を中断してコピーしに行く姿を見て、申し訳ないと思います。

 

前情報を聞かないというワザ

「ああ、初めてのクラス緊張する~」
この時期よく聞く教務室の 「ああ、初めてのクラス緊張する~」 という声。その緊張が何から来るものなのか、原因を考えてみると少し楽になるんじゃないでしょうか。 どんな学生かわからないから緊張する 学生の情報は新入生でなければ担当したこ...

「ああ、初めてのクラス緊張する~」で「学生の情報は新入生でなければ、担当したことがある教師に話を聞くことで緊張を和らげることができるでしょう。」と書きましたが、これに逆行する内容です。

事前に情報を聞いてしまうと、人間、先入観を持ってしまいます。それがいい情報ならいいのですが、いつもそうとは限りません。悪い先入観を持ってクラスに臨むと、やはり「この学生は話に聞いたような悪い言動が見られるのか……」と考えてしまい、最初からその学生に対してだけ対応が違ってしまいます。もちろん、対応を変えてやった方がいい学生もいますが、対応を変えたことで悪い結果を招くこともあります。

普通に、つまり悪い前情報を聞いていなければ、他の学生と同じように接して、新しいクラス、新しい先生となじめていたのに、聞いてしまったばっかりに、教師の対応がぎこちなくなり、新しい環境でも悪い言動を起こしてしまう結果になるかもしれません。

学生も先生によって対応を変えます。前情報を教えてくれた先生には悪い言動をしていたけど、自分にはそういう対応を、情報を聞いていなければしないかもしれません。

 

授業時間がいつも余って何をしたらいいのかわからない

①復習をやろう。人は一回勉強しただけでは覚えられない。

②練習量が少ない。TSでの自由QAも入れる。

とりあえずこの2つをやってみてはどうでしょう。

 

授業時間がいつも足りなくてどうしたらいいのかわからない

①無駄話を削ろう。

②板書時間を減らす。FCやLC、PC、pptを活用しよう。

とりあえずこの2つをやってみてはどうでしょう。

 

知らないフリ

人は「相手が知らない情報」を教えるのが好きです。だから私は、学生が何か教えようと頑張っている時に、できるだけ知らないフリをします。そうすることで、学生は「先生はこのことを知らないんだ。もっと教えたい!」と思い、発話が増えます。

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