この間ケータイショップへ行きました。こういう所、役所や専門店に行くといつも思うことがあるのです。それは
「学生をこんな気持ちにさせたくないなあ」
ということ。
わからないから専門家に聞いたのに、何を聞いても含み笑いで
私:〇〇って△△ですか
店:いえ、違いますよ(笑)
私:〇〇は△△するといいんですか
店:そうですね(笑)そうすればできますよ(笑)
なんで笑ってんの?
そして今日、アイコスという電子タバコを喫煙者にプレゼントしようと電気屋へ。
私:アイコスってこちらで扱ってますか。
店:ふっ、ここ電気屋だよ?あるわけないじゃないですか。
若干のふつう形もイライラしますが、それに加えて嘲笑です。
そんなこともしらないの?とバカにされているような気分になる。これを日本語教師と留学生に置き換えてみると、
S:先生、これはどういう意味ですか
T:え、これ初級の文型だよね(笑)
S:先生、「~ように」の前は「食べる」と「食べられる」どっち?食べる?
T:違うよ(笑)食べられる。可能だよ。可能は覚えてる?
S:かのう・・・
T:知らないの?(笑)勉強したよね?じゃ「~ようにしています」は?
S:食べられる?
T:ははは、違う違う(笑)食べるだよ、あははは
置き換えてみると、と書きましたが、実際にこういうのがいるんです。嘆かわしい。
専門家にとってその分野の質問は至極簡単なことで、笑い出すような簡単なものもあります。しかし、質問している方はわからないから、質問しているんです。それを笑うなんてことは決してあってはいけません。
質問に対して真摯に向き合わず、質問されるたびに笑っていたらどうなるか、学生にどんな感情が芽生えるかは言わなくてもわかると思います。
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