用法
接続:Vフ・Aい・Naな・Nの[Na/Nである]+上に
ふつう形┃以下接続例
V:する+上に
A:難しい+上に
Na:元気な+上に
N:雨の/雨である+上に
意味・使い方
X:文型の直前にある言葉 Y:文型の直後にある言葉
1.Xと、さらにYも~である。
2.「++」「--」と同じ事柄を連続させて使わなければならず、XとYには関連性のあるものを使う。
・彼はまじめな(+)上に、✕つまらない ✕趣味はサッカーだ 〇話もおもしろい(+)。
3.後件に働きかけは使えない。
4.「上」の後に助詞の「に」が付かないとよりかたい印象が出るが、「に」が付くと少しやわらかい表現になる。
よく一緒に使われる言葉・文型・表現
後件に「も」がよく使われる。
程度の対比を表す文型
「はもとより N2」
例文
あのレストランはおいしい上に、サービスもいい。
日本の生活は物価も高い上に、漢字も難しいから、なかなか楽にならない。
彼はたばこを吸う上に、運動もしないから病気になった。
彼女はドイツ語が話せる上に、英語まで話せる。
私の仕事は給料が安い上に、大変なのでそろそろ辞めようと思ってる。
彼女はきれいな上に、性格も優しい。
電車は乗り方が複雑な上に、値段も高いからできるだけ乗りたくない。
遅刻した上に言い訳ですか。
謝らない上に文句まで言う始末だ。
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