用法
接続:Vフ・Aい・Naだ・Nだ+とか
ふつう形┃以下接続例
V:する+とか
A:難しい+とか
Na:元気だ+とか
N:雨だ+とか
意味・使い方
1.どこかで聞いた情報を他者に伝える伝聞の表現です。
2.特に情報源をぼかす際に用いられます。
3.同じく伝聞の「そうだ」「ということだ」より不確かな気持ちがあったり、はっきり言う事を避ける時にも用いられます。
4.日常これを使うと芝居がかった印象があり、日常生活ではあまり使われません。ドラマやマンガ内でAがBに耳打ちする場面などでよく見かけます。
比較文型:「とか(列挙)」
とか:列挙を表す「とか」の用法もあります。N2まで学んだ学習者なら知らない人はいません(初級の段階から作文などでよく「~とか」と書いたり話したりするほどです)。
よく一緒に使われる言葉・文型・表現
「・・・んだとか」
例:近所で火事があったんだとか。私達も気をつけないと。
例文
税金がもうすぐ上がるとか。生活がどんどん大変になるだろう。
桜がどこかで咲いたとか。もう春だ。
本人に聞いたわけではないが、あの二人が離婚したとか。娘さんはどちらの子供になるのだろうか。
あの銀行はもうすぐ潰れるとか。今の内にお金を全部おろしておかないと。
あのレストランはおいしいとか。今度食べに行ってみよう。
ライバル企業が新製品を発表したとか。我が社も急いで対応を考えないと。
近所のジョンさん、隣のエイミさんと不倫しているんだとか。
今年のGWは円高の影響で海外旅行に行く人が多いとか。
オリンピックの経済効果は100億以上だとか。
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