用法① Xの強調
ふつう形+といったら┃以下接続例
V:する+といったら
A:難しい+といったら
Na:元気+といったら
N:雨+といったら
意味・使い方
1.Xを強調する言い方で、すこぶる口語的である
2.後件には話者の驚きなどの感情を表す言葉が来る
参考文型:「といったらない N1」
1.Xについて「とてもXだ」と強調して表す表現。
例文
今年の夏の暑さといったらひどい。
昨日のテストの悪さといったら、残念だった。
あの学生のまじめさといったら、友達も驚く。
おばけやしきの怖さといったら、今思い出しても背筋が凍るよ。
~さんのおしゃべりといったら、本当にうるさい。
ラッシュの人の多さといったら息も出来ない。
用法② 代表的な例
ふつう形+といえば/というと/といったら┃以下接続例
V:する+といえば/というと/といったら
A:難しい+といえば/というと/といったら
Na:元気+といえば/というと/といったら
N:雨+といえば/というと/といったら
意味・使い方
1.ある事柄Xについて、「Xの範囲内で話者が最も代表的だと思うもの」を後件で挙げる
2.Yは必ずN
・田中先生~×優しい 〇浮気だ
比較文型:「といえば N2」
「といえば N2」
この用法では同じ意味
例文
(各国)の正月といえば、お年玉だ。
日本のお土産といえば、箸だ。
デートといえば、遊園地か映画がいい。
夏といえば、海だ。
東京観光といえば、浅草だ。
今、海外旅行といえば、韓国が人気だ。
名古屋といえばスガキヤだ。
コーヒーといえばブラックしかありえません。
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