用法
接続
ふつう形┃以下接続例
V:する+とはいうものの
A:難しい+とはいうものの
Na:元気+とはいうものの
N:雨+とはいうものの
意味・使い方
1.Xであるが、実際はYだ。
2.世間でよく言われていることについて、「世の中では確かにそう言われているが、実際はそうではない」という時によく使われる。
3.格言やことわざにつくこともある。
4.文頭に置いて接続詞としても使える。
参考文型:「ものの N2」
「ものの N2」
比較文型:「とはいえ N2」
「とはいえ N2」と「とはいうものの」どちらも使える文も多い。
・口は災いの元とはいうものの言わなきゃ伝わらないこともある。
しかし、「とはいうものの」は誰かの発言を受けて、それがどうなのかという評価・意見を述べる際によく用いられる。
・給料が高いところに就職しろ 〇とはいうものの ?とはいえ、給料が高いところは仕事が大変だ。
例文
自分で本を読める人はできるようになるとはいうものの、そういう力のつく本を選べる能力をどうやって身につけるのかがわからない。
祖父は葬式なんかしなくてもいいとはいうものの、周りの目もあるし、しない訳にはいかないだろう。
給料が高いところに就職しろとはいうものの、給料が高いところは仕事が大変だ。
「やる!」とはいうものの数日やってはやらなくなっての繰り返し。
子どもは適応力が高いとはいうものの、最初は新しい環境に慣れるまで疲れるはずだ。
口は災いの元とはいうものの言わなきゃ伝わらないこともある。
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