【7課】教案:<道具/言語>でVます、あげます/もらいます(授受①)

教案

みんなの日本語 初級I 第二版』完全準拠。
導入や練習の仕方、教師として知っておきたい文型のポイントなどを解説します。

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学習項目

練習A
1.<道具>でNをVます
2.<言語>でNをVます
3.「~」は<言語>で「~」です
4.わたしは<人>にNをあげます
5.わたしは<人>にNをもらいます
6.もうVましたか

教案

新出語彙

「貸します」「借ります」はよく学生が混乱します。言語によっては、どちらも同じ言葉で表すこともあるようです(中国語はどちらも「借」など)。絵カードを使ってよくイメージを覚えさせましょう。

★ポイント

  • 送ります:7課「荷物を~」、24課「人を~」
  • 教えます:7課「日本語を~」[teach]、14課「住所を~」[tell]
  • かけます:7課「電話を~」、22課「めがねを~」、30課「カレンダーを~」、38課「鍵を~」、49課「いすに~」
  • もう:7課「もうVましたか」[already]、14課「もう一つ」[another]、33課「もう~ない」[any more]
  • ケータイ:今は「スマートフォン」「スマホ」もよく使うので、紹介しておくとよい

練習A-1:<道具>でNをVます

導入

◆食べ物の写真を見せて、どの食器で食べるのか言わせる
T:(ラーメンを見せて)これは何ですか。
S:ラーメンです。
T:ラーメンは(食器を教卓に並べておき、それを一つずつ持って見せながら)はし?スプーン?
S:はしです。
T:はしで食べます。

<板書>
 はし で たべます。

T:(カレーを見せて)これは?
S:カレーです。
T:(食器を使って)フォーク?スプーン?
S:スプーンで食べます。

◆「食べます」の前の助詞が言葉によって変わる事を確認
T:これは何ですか。
S:魚です。
T:(「さかな(  )たべます」と板書し、(  )を指す)ここは?
S:を
T:そうです。魚を食べます。

<板書>
 さかな を たべます

T:(「さかな」を「はし」に変える)ここは?
S:で
T:そうです。はしで食べます。

◆「<道具>でNをVます」の文にする
T:(「はし(  )さかな(  )食べます」と板書し)ここは?
S:はしで、魚を、食べます。

◆何で食べますか
T:(一般的な食卓の写真を見せて)わたしは箸でごはんを食べます。S1さんは?
S1:わたしはフォークでごはんを食べます。
T:S2さんは?なんでご飯を食べますか。
S2:わたしははしでご飯を食べます。

<板書>
 なん で ごはん を たべますか

「ごはん」はriceとmealどちらもさしますが、この場合はmealであることを強調しましょう。

T:S2さん、S3さんに。(質問するよう促す)
S2:S3さんはなんでごはんを食べますか。
S3:わたしはナイフとフォークでごはんを食べます。
(同様に繰り返す)

◆食器でない道具「で」
T:(はさみを見せる)これは何ですか。
S:はさみです。
T:はさみでごはんを食べますか。(ごはんを食べるジェスチャー)
S:いいえ、食べません。
T:何をしますか。
S:はさみで切ります。
T:そうですね。これは何ですか。(紙を見せる)
S:紙です。
T:はさみで・・・(文を作るよう促す)
S:はさみで紙を切ります。

<板書>
 はさみ で かみ を きります。

練習B-1

◆絵を拡大したものを見せて行う
T:(絵の箸を指して)これは何ですか。
S:はしです。
T:(ご飯を指して)これは?
S:ごはんです。
T:はし・・・?(文を作るよう促す)
S:はしでごはんを食べます。(リピート練習)
 (続けて1~4も行う)

練習A-2:<言語>でNをVます

導入

T:S1さんは、アニメを見ますか。
S1:はい、見ます。
T:日本語?
S1:いいえ、中国語です。
T:中国語でアニメを見ます。

<板書>
 ちゅうごくご で アニメ を みます。

T:S2さんはレポートを書きますか。
S2:はい、書きます。
T:日本語で書きますか。
S2:いいえ、英語でレポートを書きます。

<板書>
 えいごで レポートを かきます。

◆板書の「英語」と「レポート」を変えてリピート練習
T: (「英語」をほかの言語に変えて)韓国語で?
S:韓国語でレポートを書きます。
T: (「レポート」を別のものに変えて)映画を?
S:韓国語で映画を見ます。

練習A-3:「~」は<言語>で「~」です

導入

T:(「ありがとう」と板書する)これは日本語です。英語で?
S:Thank you.

<板書>
 「ありがとう」 は えいご で ‘Thank you’ です。

T:S1さん、「ありがとう」は中国語で・・・(文を作るよう促す)
S1:「ありがとう」は中国語で「謝謝」です。
T:S2さん?
(それぞれ自分の言語で「ありがとう」を言わせる。単国籍クラスなら、「ありがとう」を変える)

◆日本語でなんですか
T:これは日本語でノートです。これは日本語でシャープペンシルです。これは日本語で何ですか。(パソコンを指す)
S:パソコンです。

<板書>
 これ は にほんご で なん ですか。
  …パソコン です。

T:(S1の持ち物を指して)それは中国語でなんですか。
S1:~~~です。
T:S1さん、S2さんに。
S1:S2さん、それはベトナム語で何ですか。
S2:~~~です。
(同様に繰り返していく)

学生の母語で何というか聞くのは、多国籍クラスなら盛り上がりますが、あまりやりすぎると何のクラスかわからなくなるためほどほどにします。

練習B-2

◆絵を見せて行う
T:(例の絵を見せて)これは日本語で何ですか。(リピート練習)
S:パソコンです。(リピート練習)
T:(1の絵を見せて)これは・・・?(文を作るよう促す)
S:これは日本語で何ですか。(リピート練習)
T:何ですか?
S:パンチです。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

練習A-4:わたしは<人>にNをあげます

授受は3回に分けて教授し、この課では「あげます」と「もらいます」のみを扱います。
「教えます」など、実際にモノを伴わない授受もあり、混乱を招きやすいところなので、ひとつひとつゆっくり導入と練習を行いましょう。
なお、「くれます」は24課で勉強しますので、「先生は私に~~~」等のキューを出さないよう注意しましょう。

導入:<人>にNをあげます

◆事前にSにあげるプレゼントを用意しておく。小さなおかしや折り紙で作ったものなどがよい
T:私は先週の日曜日、ディズニーランドへ行きました。おみやげです。(チョコを出す)
 S1さんにチョコレートをあげます。S2さんにチョコレートをあげます。(配っていく)

<板書>絵も一緒に提示し、モノの移動をわかりやすく矢印で示すとよい
 わたし は ~さん に チョコレート を あげます。

T:私は教師です。日本語を教えます。S3さんに日本語を教えます。S4さんに日本語を教えます。
 (教科書を忘れた学生がいれば)S5さんに本を貸します。
 (手紙を用意しておく)きのうS6さんに手紙を書きました。どうぞ。
 (電話をするふりをして)「あ、もしもし、おかあさん?」母に電話をかけます。

身振り手振りを駆使して、モノや行為が相手に渡ることを理解させます。

練習B-3

◆絵を拡大したものを見せて行う
T:(例の絵を見せる)あげます。テレーザちゃんにノートをあげます。(リピート練習)
T:(1の絵を見せる)かします。イーさん・・・?(文を作るよう促す)
S:イーさんにノートを貸します。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

みんなの日本語では髪の毛が3本の人物が「わたし」なので、それを最初に言っておきましょう。練習では「わたし」は省略して行います。

導入:なにを/だれに あげますか

◆「なにをあげますか」導入
T:S1さん、誕生日はいつですか。
S1:〇月〇日です。
T:そうですか。S1さんに~~をあげます。
S1:ありがとうございます。
T:S1さん、S2さんに。
S1:S2さんの誕生日はいつですか。
S2:〇月〇日です。
T:S1さん、なにをあげますか。
S1:S2さんに~~をあげます。
(同様に繰り返す)

<板書>
 ~さん に なに を あげますか。
  …~~~を あげます。

◆「だれにあげますか」導入
T:(【12月25日】を板書)12月25日はなんですか。
S:クリスマスです。
T:なにをしますか。
S:プレゼント、ケーキ、パーティ・・・
T:プレゼントをあげますか。S3さんは誰にプレゼントをあげますか。
S3:友達にあげます。
T:S4さんは?誰にプレゼントをあげますか。
S4:彼にあげます。

<板書>
 だれ に プレゼント を あげますか。
  …ともだち に あげます。

友達が結婚した時や出産した時に何をあげるか、ということを聞くと盛り上がるのですが、まだ語彙が少なくなかなか難しいです。
時間があれば、「これは日本語で何ですか」と教師に質問させ、そのうえでクラス全体に紹介させるといいです。ただ、学生が若いと「何をあげるのかよく知らない」ということもあるので注意が必要です。

練習A-5:わたしは<人>にNをもらいます

導入:<人>にNをもらいます

T:わたしはS1さんにチョコレートをあげました。
 S1さん、わたしは先生に・・・?
S1:わたしは先生にチョコレートを・・・
T:もらいました。
S1:わたしは先生にチョコレートをもらいました。

<板書>絵も一緒に提示し、モノの移動をわかりやすく矢印で示すとよい
 わたし は せんせい に チョコレート を もらいました。 

T:みなさんは学生です。先生に日本語を・・・?
S:先生に日本語をならいます。
T:(消しゴムを探すジェスチャー)あれ、消しゴム、消しゴム・・・あれ、あれ・・・
 (S2の消しゴムをもって)すみません、いいですか。
S2:どうぞ。
T:わたしはS2さんに消しゴムを借りました。
T:(スマートフォンを見る)あ、電話です。「もしもし、お父さん?」父に電話をもらいました。

練習B-4

◆絵を拡大したものを見せて行う
T:(例の絵を見せる)もらいます。父にシャツをもらいました。(リピート練習)
T:(1の絵を見せる)かります。カリナさん・・・?(文を作るよう促す)
S:カリナさんにCDを借りました。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

B-3と同じく、髪の毛が3本の人物は「わたし」であることを、最初に言っておきましょう。練習では「わたし」は省略して行います。
また、「もらいます」は発話時点で行為が完了していることが多いので、過去形で練習します。

導入:なにを/だれに もらいましたか

◆「なにをもらいましたか」導入
T:S1さんは誕生日に何をもらいましたか。
S:時計をもらいました。

<板書>
 なに を もらいましたか。
  …~~~を もらいました。

◆「だれにもらいましたか」導入
T:(上記に続けて)誰に時計をもらいましたか。
S:父にもらいました。

<板書>
 だれ に とけい を もらいましたか。
  …ちち に もらいました。

練習B-5

◆絵を拡大したものを見せて行う。名前は隠しておくとよい
T:(例の絵を見せる)誰に英語を習いましたか。(リピート練習)
 (【ワットさん】を見せる)
S:ワットさんに習いました。(リピート練習)
T:(1の絵を見せる)だれ・・・?(文を作るよう促す)
S:誰に手紙を書きましたか。(リピート練習)
T:(【父】を見せる)
S:父に書きました。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

あげもらい まとめ

◆あげます⇔もらいます、を正しく言えるか確認
T:S1さん、あげます、どうぞ(時計をあげる)。私はS1さんに時計をあげました。
 (S1に)わたしは?
S1:私は先生に時計をもらいました。
T:S1さん、S2さんに時計をあげます。
S1:(時計をS2に渡す)
T:S1さん、わたしは?
S1:わたしはS2さんに時計をあげました。
T:S2さん、わたしは?
S2:わたしはS1さんに時計をもらいました。
(繰り返していく)

◆口頭練習。パワーポイントで私と田中さんの会話を提示し、文を作る 
T:(プレゼントが私から田中さんに渡る絵)私は?
S:私は田中さんにプレゼントをあげました。
T:田中さんは?
S:田中さんは私にプレゼントをもらいました。
(あげます⇔もらいます 貸します⇔借ります 教えます⇔習います を繰り返す)

練習B-6

練習の前に、疑問詞「何・どこで・いつ・だれに」を復習しておきましょう。

例を確認してから、ペアで練習させます。早く終わったペアがいれば、自分たちで質問と答えを作らせて発表させてもいいでしょう。また、練習の答えは正答をTの口で伝え、リピート練習させるとよいです。

発展:三人称は三人称にあげます/もらいます

「あげもらい」は、この課では主語が「わたし」に限定されていますが、できるクラスなら「山田さんは田中さんに」といった文も紹介しておきましょう。ただ、ここではウチソトや上下をいれないことが大切です。

◆パワーポイントを使って2人の人物を見せる
T:(AさんがBさんにプレゼントをあげる絵)AさんはBさんに?
S:プレゼントをあげました。
T:Bさんは?
S:BさんはAさんにプレゼントをもらいました。
(いくつか絵を変えて繰り返す)

◆書く練習
文型練習帳』28ページを使って、文を書く練習をしましょう。書かせている間、ひらがなが正しいか、活用が正しいかなど、机間巡視でチェックします。終わったら、ホワイトボードに書かせて添削するなど、必ず正答の提示をします。
使用教材:

活動:何をあげましたか/もらいましたか

げんきⅡ 第2版』の67ページを使って活動を行います。
活動の流れ:
1.ペアを作り、1人にPictureA、もう1人にPictureBを渡す
2.例を使って活動の仕方を確認。相手に紙を見せないようにしながら、?のところを質問する
3.終わったら、Tが一つずつ質問し、答えてもらうと確認になる

絵の中には未習のもの(Tシャツ、帽子、マフラーなど)がありますので、適宜語彙を添えるなり、絵を描き替えるなりしましょう。また、「I」は「わたし」、「Partner」は「〇〇さん」に書き換えておくとわかりやすいです。

使用教材:

練習A-6:もうVましたか

「もうVましたか」の返答として、「まだVません」という誤用が頻出します。正しくは「まだVていません」ですが、これは31課で出てきます。それまでは根気強く「いいえ、まだです」を徹底しましょう。これにともない、導入も教師と学生のやり取りではなく、2名の人物の会話を見せてしたほうがよいです。

導入

◆パワーポイントで3人が会話している絵を見せながら行う
T:(Aさんのセリフ)もう昼ご飯を食べましたか。
 (Bさんの上に【○】を出す)はい、もう食べました。
 (Cさんの上に【×】を出す)いいえ、まだです。

<板書>
 もう ひるごはん を たべましたか。
  …はい、もう たべました。
  …いいえ、まだです。(×たべません)

T:S1さん、もう6課を勉強しましたか。
S1:はい、もう勉強しました。
T:S2さん、もう8課を勉強しましたか。
S2:いいえ、まだです。

◆「これから」導入
T:S3さん、もう練習B-7をしましたか。
S3:いいえ、まだです。
T:そうですね。まだです。これからします。

練習B-7

◆例を確認してから、ペアで練習させる

ペアワークのやり方は様々です。まだ文がうまく作れそうにないと感じたら、全体で正しい文を確認してからペアでもう一度練習させてもいいでしょう。また、終わってから教師のキューに続いて全体でリピート練習すると、最後に正しい文を自分の口で練習して終わることができます。

活動:もう行きましたか

◆日本の観光地について、「もう行きましたか」と尋ね、会話の練習をする
活動の流れ:
1.観光地の写真と名前をいくつか書いた紙をペアに1枚渡す
2.ペアの1人はそれを見ながら「もう~へ行きましたか」と尋ねる
3.もう1人は「はい、もう行きました」or「いいえ、まだです」で答える

6課で勉強した「一緒に行きませんか」も使わせると盛り上がります。

教師用メモ

3回の授受表現

7課 :Nをあげます/もらいます 
24課:7課 + Nをくれます、Vてあげます/もらいます/くれます
41課:いただきます/くださいます/やります、Vていただきます/くださいます/やります

「日本語で話す」と「日本語を話す」

この2文の違いはたまに聞かれます。違いは以下の通りです。

日本語で話す/書く→手段
日本語を話す/書く→対象

したがって、以下の2文は非文となります。
×外国語の中でロシア語で話すことができます。
×名前はローマ字じゃなくて日本語を書いて下さい。

助詞

助詞「で」の用法

「で」の用法は、7課までに4つ出ています。前後のNやVによって「で」になったり「へ」になったりと混乱しやすいので、途中に何度も復習や整理としてまとめを行いながら進めていくといいでしょう。

5課:交通手段「バスで学校へ行きます」
6課:場所「メキシコで時計を買いました」
7課:道具「はしでごはんを食べます」
7課:言語「日本語でレポートを書きます」

助詞の確認方法

そろそろ後ろの動詞だけを見て、機械的に「友達へ行きます」などとする学生が出てくる頃です。助詞の確認の際には、前の言葉だけを変えて、または後ろの動詞だけを変えて、説明すると、助詞が何によって変わっているのかがわかり、理解しやすいでしょう。

例:
電車 で 行きます
学校 へ 行きます
友達 と 行きます

はし を 買います
はし で 食べます

初級の9つの助詞の用法と教え方

助詞の使い方・用法、説明の仕方などを画像でわかりやすく説明したページを作ったので、ぜひご覧ください。画像はそのまま授業で使えるので、ご活用ください。

【画像】初級の9つの助詞の用法と教え方
初級(しょきゅう)で勉強する9つの助詞(じょし) 「ごはん を 食べます」「学校 で 勉強します」の「を」「で」などが助詞(じょし Joshi)です。 初級(しょきゅう)で日本語を勉強している人がわかる日本語で書きます。ここではこの9つ...

 

【6課】教案:NをVます、Vませんか/Vましょう
『みんなの日本語 初級I 第二版』完全準拠。 導入や練習の仕方、教師として知っておきたい文型のポイントなどを解説します。 学習項目 練習A 1.NをVます 2.なにをしますか 3.<場所>でNをVます 4.いっしょにVませんか...
【8課】教案:イ形容詞/ナ形容詞(現在形)
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コメント

  1. 大変役に立つ教案集を公開して頂きまして、助かっています。
    ところで、

    「~にあげます/貸します/教えます」の項目のところに、「送ります・貸します・教えます・(電話を)かけます・書きます」の説明が交じりこんでいるように見えます。代入練習のところでも、「~にあげます/貸します/教えます」の代入練習のはずのところが、「送ります・貸します・教えます・(電話を)かけます・書きます」の代入練習になってしまっているように見えます。

    お時間のあるときにご確認頂ければありがたく存じます。

  2. Q:もう京都へ行きましたか A:×いいえ、いきませんでした
    Q:もう京都へ行きましたか A:×いいえ、いきません
    Q:もう朝ごはんを食べましたか A:×いいえ、食べませんでした

    確かに「もう~ましたか」「いいえ、まだです」の文型に合わないですが、だからと言って“×”を付けるのもどうかなと思ってしまいます。
    “まだ”とは、実行していませんが、実行する意志があって、最終的に実行することです。
    しかし、実行すること自体をやめた場合もありますから、むしろその違いを比較して説明したほうがいいのではないかと思います。

    • その通りです。しかし、日本語とは結局屁理屈をこねると全て〇になります。学生に「これも〇だけどこれも〇なんだ・・・」というような説明をすると結局どれが正しく、使えるのかがわかりません。初級段階では混乱をさせるだけ。ですから、△ではなく、×と泣く泣く断定してしまうことが違いを示す上では近道です。