6課教案 いっしょにませんか(誘いのQA) 日常の基本的な行動 対象のヲ(初他動詞) PでV 何も

教案
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教師用メモ

この課は助詞について詳しくやっていくが、助詞の使い方・用法、説明の仕方などを画像でわかりやすく説明したページを作ったので、見ておくことをおすすめする。画像はそのまま授業で使えるので、是非活用してほしい。

【画像】初級の9つの助詞の用法と教え方
初級(しょきゅう)で勉強する9つの助詞(じょし) 「ごはん を 食べます」「学校 で 勉強します」の「を」「で」などが助詞(じょし Josi)です。 初級(しょきゅう)で日本語を勉強している人がわかる日本語で書きます。ここではこの9つだ...

初級で提出される動詞の種類

L4 目的語をとらない自動詞(働きます)
L5 移動動詞(行く・帰る)
L6 目的語をとる他動詞(食べる・書く)

口慣らし

この課では<場所>や動詞をたくさん使うので、それぞれの文型に移る前にはしっかりPCで口慣らしをしておく

教案

~を~ます

- 教える際の留意点-

1課から6課までで使える動詞は以下のみだが、未習語を導入して練習に幅を持たせたりしてもいい

関連

未習語が使える条件は2つ
未習語とは、学生が”学校で”未だ習っていない語の事をいいます。 私は未習語の使用については一部賛成です。 なぜ未習語を禁止するのか 日本語教育機関、特に初級レベルではこの未習語の使用については消極的な姿勢が見られます。これはなぜなのか...

1gV
飲みます・(たばこを)吸います・(CDを) 聞きます・読みます・書きます・買います・(写真を)撮ります・(友達に)会います
2gV
食べます・見ます*
3gV
します・(宿題を)します・(テニスを)します・(サッカーを)します・(お花見を)します・勉強します

導入・練習

■導入■

◆目的語+を+V(肯定)
動詞の絵カードを見せて導入。まず動詞を答えさせ、つぎに目的語の名詞、最後に文を提示するといい。
T:(本を読んでいる人の絵を見せて)これは?
S:読みます
T:(本を指し)これはなんですか
S:本です
T:本を読みます

【板書】
本を読みます。

◆既出語で確認
これまで学習した動詞や、L6の新出動詞を使って、「~をVマス」を言わせる。上記のように、絵カードを見せて動詞➡名詞➡文と一つずつ確認するといい。慣れてくれば、絵を見せるだけで一文を言えるようになる。
・お酒/飲みます
・たばこ/吸います
・写真/撮ります
・手紙/書きます
・CD/聞きます

◆目的語+を+V(否定、過去肯定、過去否定)/Vますか。
T:S1さんは、たばこを吸いますか。
S1:はい、吸います。
T:S2さんは、たばこを吸いますか。
S2:いいえ、吸いません。

【板書】
たばこを吸いますか。
ーはい、吸います。
ーいいえ、吸いません。

T:S1さんは、朝ご飯をたべましたか。
S1:はい、食べました。
T:S2さんは、朝ご飯をたべましたか。
S2:いいえ、食べませんでした。

【板書】
朝ご飯を食べましたか。
ーはい、食べました。
ーいいえ、食べませんでした。

※質問に答えるとき、目的語を入れても間違いではないが(はい、たばこを吸います、等)、あまり自然ではないので目的語を省略した形に慣れさせる。できるクラスなら、「ここに本当なら目的語があるが、繰り返す必要はないので省略されている」ということを意識させるとよい。

■練習■

◆文作練習
絵カード/○と×/時を表す言葉のカード を使って、様々な文を作らせる。
・新聞を読む/○/今朝
・コーヒーを飲む/○/毎日
・テレビを見る/×/昨日の晩
・勉強する/×/日曜日

何を~ますか/何も~ません

- 教える際の留意点-

「何も~ません」は、言われて嬉しい言葉ではないので、この表現はあまり強調せず、軽く扱い(これについてはページ最下部の『授業記録』で後述)、あくまで助詞の使い方を学ぶことを目的に教授する。以下は「~も」を教える際の注意点。赤い矢印の部分に留意させる。

「父がいる」「犬がいる」で「いる」は同じだが、質問になると「誰がいますか」「何がいますか」と疑問詞が異なる。「誰もいない」「何もいない」も同様。

導入・練習

■導入■

◆何をVますか
T:Sさん、朝ご飯を食べましたか。
S:はい、食べました。
T:何を食べましたか。ごはん?パン?たまご?
S:ごはん…
T:ごはんを?
S:ごはんを食べました。

【板書】
何を食べましたか。
-ごはんを食べました。

◆何もVません
T:S2さんは、今朝、何を食べましたか。
S2:今朝、食べませんでした。
T:何も食べませんでした。

【板書】
何を食べましたか。
-何も食べませんでした。
※「何も」はつねに否定の動詞を伴うことをしっかり覚えさせる

◆何をしますか
行動についてひろく問う聞き方。
T:S1さん、あした、何をしますか。買い物?勉強?
S1:日本語を勉強します。
T:S2さんは?あした、何をしますか。
S2:図書館へ行きます。
T:S3さんは?
S3:何もしません。

【板書】
あした、何をしますか。
ー日本語を勉強します。
ー図書館へ行きます。
ー何もしません。

※「何を」につられて「図書館を行きます」という答えがよく出るので、助詞は動詞によって変わることに注意させる。

■練習■

◆文作練習
時を表す言葉のカード/絵カードを使って、様々な文を作らせる。
・今日の午後/宿題をする
・今晩/テレビを見る
・きのう/サッカーをする
・おととい/スーパーへ行く

■活動■

◆インタビュー
1. 「お酒を飲みますか」「今朝何を食べましたか」「今晩何をしますか」など様々な質問を書いたシートを配布
2. まずは自分の答えを記入させる
3. ペアになり、相手に質問をして、答えを書きとらせる
4. さいごに、一人一つインタビューした相手の情報を発表させる
※答えを書く時、「はい/いいえ」や名詞だけではなく完全文で書かせると、より練習になる。

~で~を~ます/それから

- 教える際の留意点-

1.この文型の前に入れてもいいが、「いつも・時々」は場所と共に使われるのがL6内でなら最も自然だろう

2.疑問詞ドコはL5で既出だが、L5では【へ+移動V】のみで、L6は【で+V】が入る

導入・練習

■導入■

◆~で~をVます
T:S1さんは、昼ご飯を食べますか。
S1:はい、食べます。
T:そうですか。どこへ行きますか。食堂?レストラン?うち?
S1:食堂へ行きます。
T:食堂で昼ご飯を食べます。

【板書】
食堂で昼ご飯を食べます。

T:S2さんは?どこで昼ご飯を食べますか。
S2:ラーメン屋で食べます。

【板書】
どこで昼ご飯を食べますか。
-ラーメン屋で食べます。

◆いつも/ときどき
T:わたしは昨日うちで昼ご飯を食べました。今日もうちで昼ご飯を食べます。明日も。
 いつも、うちで昼ご飯を食べます。
 S2さんは、いつもラーメン屋で昼ご飯を食べますか。
S2:いいえ、いつもじゃありません。
T:ときどき、ラーメン屋で食べます。

◆それから

T:S1さんは食堂で昼ごはんを食べますね。
S1:はい。
T:それから?昼ご飯を食べました。なにをしますか。(ジェスチャーを使いながら)
S1:勉強します。
T:食堂で昼ごはんを食べます。それから、勉強します。

【板書】
食堂で昼ごはんを食べます。それから、勉強します。

■練習■

◆文作練習
場所のカード/絵カード/➡(それから) を使って、様々な文を作らせる。
・うち/宿題をする/➡/テレビを見る
・レストラン/食事する/➡/買い物する
・新宿/映画を見る/➡/ビールを飲む
・上野/友達に会う/➡/テニスをする
※「友達会う」はなかなか定着しないので、たびたび確認したほうがよい。

◆質問作成
S1を指名、Tは疑問詞カードで他Sにキューを出す。
T:(どこカード見せる)
S1:S2さん、どこで宿題をしますか。
S2:寮でします。S3さん、どこで買い物しますか。
S3:新宿で買い物します。S4さん…
(これは各疑問詞導入でも同じようにやれるので、こまめにやるといい)

■活動■

◆いどだなゲーム
助詞の混乱が起きているので、ここでゲームをしながら整理する
1.5つのグループに教室を分ける。各グループは「だれ」「いつ」「どこで」「だれと」「何をした」になる
2.白紙の紙を配りそれぞれ相談し、場所グループならデパートなどと書かせる
3.「だれ」から「何をした」グループまで順に言わせていく。全Sが見えないと意味がないので、紙はホワイドボードに貼り付けていく
※「何をした」グループは時制に気を付けさせる。
4.担当グループを交代しながらやる

いっしょにVマス+ませんか 話し手と聞き手が一緒に行う行為を提案、誘う

- 教える際の留意点-

1.これの答えとして次の文型があるので、できるクラスならまとめて教えてしまってもいいが、その場合、「ませんか」「ましょう」は形が全然違うので、しっかり口慣らしなどはFCでやっておくこと

2.「Vマス+ませんか」と教えるよりも、「現在否定形+か」と教えた方がいい

3.用事がありますから~
答えとしてこれを頻繁に言う学生がいる。簡単なフレーズで、言いやすいので嬉々として言いたがるが辞めさせる。いつもいつもこればかり言っていてはまずい。

導入・練習

■導入■

◆動詞の現在否定形をFCで練習

◆Vませんか
T:(映画館の前で話している2人の絵を見せて、教師が一人二役)
 A: Bさん、一緒に映画を見ませんか。
 B: ええ、いいですね。

【板書】
いっしょに映画を見ませんか。
ーええ、いいですね。

◆動詞の絵カードを見せながら「Vませんか」の形を口慣らし

◆断り方
T:(レストランの前で話している2人の絵を見せて、教師が一人二役)
 A: Bさん、一緒に昼ご飯を食べませんか。
 B: すみません、ちょっと…。

【板書】
いっしょに昼ご飯を食べませんか。
ーすみません、ちょっと…。
※Sに余裕があればだが、「ちょっと・・・」だけで終わるよりも、「うちで宿題をします」と理由を付け加えたり、「明日飲みませんか」と代替案を付け加える事で、人間関係上よいと教授。

■練習■

◆ネットワーク
T:S1さん、今晩いっしょに飲みませんか
S1:ええ、いいですね
T:S1さん、S2さんに(言うよう促す)
(同様にしてS→SでQAをやらせる)

~ましょう

- 教える際の留意点-

誘いとしてではなく、肯定質問「~ませんか」の答えとして扱う

導入・練習

■導入■

◆Vましょう
T:(Vませんか導入時に使ったのと同じ絵を使用)
 A: Bさん、一緒に映画を見ませんか。
 B: ええ、見ましょう。

【板書】
いっしょに映画を見ませんか。
ーええ、見ましょう。

◆動詞の絵カードを見せながら「Vましょう」の形を口慣らし

■練習■

◆ネットワーク
T:S1さん、今晩いっしょに飲みませんか。
S1:ええ、飲みましょう。
T:S1さん、S2さんに(言うよう促す)
(同様にしてS→SでQAをやらせる)

授業記録

失礼な返し「~も」

T:昨日、何をしましたか
S:何もしませんでした(^^)
T:どこへ行きましたか
S:何もしませんでした(^^)

「~も」を教えて以降、留学生がこれをよく使うようになる。実際に何もしない(金がないのでできないという方が正しいが)し、行かないのだが、人との会話でこのようなやり取りを平然とやられては何のための教育機関かわからない。是非、これを教える際は、それらに注意させながら教授してほしい。

助詞総復習

今まで習ってきた助詞がうまくここの文型で使える。これまで活動らしい活動ができず、退屈だったと思うが、その苦労はここで報われる。うまくこれまでの助詞全てを使える文型が「いっしょにVマス+ませんか」である。
学生も大変盛り上がるので、様々な状況を与え、遊ぶ。
追加で、未習語も入れてもいいし、「デートします」や「恋人」はぜひ入れたい言葉だ。

コメント

  1. 初めまして(^ ^)
    現在日本語学校に通い勉強しています。今週の日曜日にみんなの日本語で6課の〜ましょうを8分間で発表します。ただ、私はあそこで休みましょうの場所の担当です。誘っている人がましょうを使用しているのはわかるのですが、どうおしえたら良いのかわかりません。いきなりですが、アドバイス頂けますでしょうか。