JLPT文法解説:ともなく ともなしに N1

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用法

接続

じしょ形+ともなく/ともなしに
   V:見る+ともなく
   A:なし
 Na:なし
   N:なし

※動詞以外にも、「どこからともなく」などの表現として使われることもある

 

意味・使い方

1.集中せずに何かをする

2.「ともなく」と相性がいいのは「どこから+ともなく」、「ともなしに」は「聞く/見る+ともなしに」
「どこからともなく(彼が現れた)」という表現がある。これは、どこからかはわからないが(彼が現れた)という意味である。

うちの猫はおやつ出しただけでどこからともなくやってくる。

見るともなしに景色をただ眺めていた。

 

例文

公園を散歩中、聞くともなしに鳥のさえずりを聞いていた。

飛行機から見るともなしに白い雲を見ていた。

駅前で待っていたら、どこからともなく人混みの中から友達の声が聞こえた。

夜空を見上げていたら、どこからともなく星座の一つが目に入った。

カフェで本を読んでいたら、どこからともなく素敵な音楽が聞こえてきた。

海辺を散歩していたら、どこからともなく波の音が聞こえてきた。

公園で寝そべっていたら、どこからともなく心地よい風が吹いてきた。

散歩中に花壇を見ていたら、どこからともなく美しい花の香りが漂ってきた。

花火大会の帰り道、どこからともなく縁日の音楽が聞こえてきた。

電車内でイチャイチャするカップルの会話を聞くともなしに聞いていたら、イライラした。

けさ家事をしながらニュースを聞くともなしに聞いていたら驚いた。

見るともなしに見ていたワイドショーで、意外な情報を入手できた。

見るともなしに景色をただ眺めていた。

アーケードでどこからともなくオルガンの音が聞こえきた。

片付けするともなくしていたら昔の写真が出てきた。

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