用法
接続
ふつう形(動詞はた形とない形)+まま┃以下接続例
V:した+まま
V:しない+まま
A:おいしい+まま
Na:簡単な+まま
N:子どもの+まま
意味・使い方
1.付帯状況の「~て」のようだが、似て非なるもの
・ソースをかけ 〇て ×たまま 食べる
しかし、これも
・座っ 〇て 〇たまま 話す
と両方〇になる場合もある
一緒によく使う言葉
置く・つける・開ける
比較文型:「っぱなし N2」
「っぱなし N2」
「その後の状態が残存している」という意味は共通している
・靴下を脱〇ぎっぱなし 〇いだまま にしてはいけない
しかし、ッパナシは「次の動作がなされる事が期待される」ものであり、後件は禁止表現(しないで・てはいけない)がよく使われる。例えば「テレビはつけたら消さなければ」というのが前提である
・テレビをつけ◎っぱなし 〇たまま にして寝てはいけない
タママは「動作Xに伴ってYする」という意味なので、Aのような後件がない文ではタママに違和感が出る
A警備員の仕事は立〇ちっぱなし ?ったまま だ
B警備員の仕事は立ったまま周囲を警戒しなければならないので、意外と大変なのだ
C彼は息子を連れ×っぱなしで 〇たまま どこかへ行ってしまった
Cのッパナシが×なのは、「次の動作がなされる事が期待される」というッパナシの用法による。息子を連れてどこかへ行く事が期待されているとは考えにくい
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