用法
接続:フ(Naな・Nの)+おかげで
接続:~のは+フ(Naな・Nの)+おかげだ
意味・使い方
1.Xによって引き起こされた事を受け、いい結果が起こった事を言う
2.悪い結果に使う場合は、皮肉となる
・あなたが足を引っ張ってくれたおかげで、失敗しましたよ。どうもありがとう
3.後件に動詞文が来る場合は、可能の形の方が自然だが、「無意志系なる」は「なれる」にする必要はない
・先生のおかげで、〇合格しました ◎合格できました
・先生のおかげで、日本語が上手に〇なりました 〇なれました
4.この文型で苦戦する学生はいないどころか、既に知っている学生も多い。文型の難しさという負担がないため楽しく学べるので、初級文型の復習や、難しい語を入れ教授
表現:おかげさまで、~
比較文型:「せいだ N3」
「せいだ N3」は悪い結果を言う
「おかげで」と「せいで」は、原因を表す際に使われる言葉ですが、意味合いが異なります。
「おかげで」は「~のお陰で」という意味で、原因となったものに対する謝辞を表します。「おかげで」を使った文は「ありがとうございます。~のお陰で~ができました」という感謝の意味を含みます。
例:「おかげで今日は早く帰れました」(Thanks to [something], I was able to go home early today.)
一方、「せいで」は「~のために」「~が原因で」という意味で、原因となったものを示します。「せいで」を使った文は、原因となったものが問題を引き起こしたというニュアンスを含むことがあります。
例:「遅刻したせいで今日のミーティングに間に合いませんでした」(Because of [something], I was late for today’s meeting and didn’t make it in time.)
このように、「おかげで」は褒め言葉であり、「せいで」は原因となったものに対する責任を示すことが多いという違いがあります。
比較文型:「かいがある かいがあって がいがある N1」
「おかげで」は人に感謝する際に、またその感謝を伝える際によく使われる。
「かいがある N1」は自分の行為に対してよく使われる。
例文
アルバイトのおかげで、日本語が上手になった。
日本語が上手なおかげで、彼女ができた。
昨晩勉強したおかげで、今日のテストはよかった。
彼が手伝ってくれたおかげで、引っ越しはすぐに終わった。
日本語が上手になったのはアルバイトのおかげだ。
大学に合格できたのは先生のおかげだ。
就職ができたのは先生のおかげだ。
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