用法
接続
ふつう形+┃以下接続例
V:する+かいがある
V:した+かいがある
V:し+がいがある
A:なし
Na:なし
N:努力の+かいがある
意味・使い方
1.Xのおかげで、といいたい時に使われる。
2.「がいがある」は
3.「おかげで」や「てくれる」のように、話者の感謝を表すこともできる。
4.漢字で書くと「甲斐がある」となる。
5.口語ではよく「かいあって」と「が」の脱落が起こる。
6.「かいがあって」は「のおかげで」と同じように使い、「かいがある」は「おかげだ」、「かいがない/かいものない」は「おかげじゃない」となる。
7.否定を表す時、「かいがない」と言うこともできるが、「かいもなく」と言うこともできる。
例:せっかく助けたのにまったく嬉しそうにしない。まったく助けがいのない奴だ。
一緒によく使う言葉
使.「苦労・努力・練習・やり」
例:やりがいのある仕事だ。
比較文型:「おかげで N3」
「おかげで N3」は人に感謝する際に、またその感謝を伝える際によく使われる。
「かいがある」は自分の行為に対してよく使われる。
例文
半年も脱毛サロンに通ったかいがあって、ようやく毛が生えなくなってきた。
3年間がんばったかいがある。
これは苦労のかいがあったわね。
早起きのかいあって、きれいな朝顔が見られた。
応援のかいがあってひいきのチームが勝ってくれた。
昨日は暑さに耐えたかいがあった。
努力のかいがあって美味しそうなスイカができました。
長い行列に5時間も並んだかいがあった。ついに幻のチケットを手に入れた。
いい薬を飲ませたかいがあって、熱下がってきたみたい。
丁寧なお世話のかいがあってか、みんな大きく健康に育ってくれた。
イジリがいがある。
彼女は優しくてイイコだから本当に可愛がりがいがある。
からかいがいがある彼氏が好きだ。
そういう振る舞いが、女に頼りがいがある男だと思わせるのです。
いつもご飯をおいしいって言いながら食べてくれるので、とても作りがいがある。
今年の部下達は育てがいがあるよ。
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