用法
接続:フ(Na/Nな)+んだって
接続:フ(Na/Nだ)+って
1.聞いた情報を相手に伝える伝聞の用法の一つ。かなり口語的であり、文語ではまず使わない。文語は「~そうです」
2.『?』があると、上昇調になり、相手に確認する言い方になる。この場合の形は「~そうですね」
・犬を飼い始めたそうですね、犬種はなんですか
3.口語なので、口語で現出するルールと共に多く用いられる
・電車が止まっているんだって →止まってるんだって →止まってるって
4.口語の程度: んだって > って
5.「ってN3」という同じ形の文型があるが、これはまたまったく別の用法である
比較文型:「そうだ」
「そうだ」
例えば、「電車が止まっているんだって」と「電車が止まっているそうだ」は、微妙なニュアンスの違いがあります。
「電車が止まっているんだって」は、話し手が直接耳にした情報や目の前の光景から、相手に対して伝えることを意図しています。つまり、話し手自身がその事実を確認していることが伝わります。この表現は、強い調子で言いたいことがある場合に使われます。
一方、「電車が止まっているそうだ」は、話し手が誰かから聞いた情報を伝えることを意図しています。つまり、話し手自身がその事実を確認していないことが伝わります。この表現は、相手に伝えたいことがある場合に使われますが、それほど強い調子ではありません。また、相手がその情報を知っているかどうかは不明であるというニュアンスも含まれます。
したがって、「電車が止まっているんだって」は、話し手自身がその事実を確認していることを強調したい場合に使われます。一方、「電車が止まっているそうだ」は、話し手が誰かから聞いた情報を伝える場合に使われます。
比較文型:「らしい」
例えば、「電車が止まっているんだって」と「電車が止まっているらしい」は、微妙にニュアンスが異なる表現です。
「電車が止まっているんだって」という表現は、確かな情報であることを示しています。話し手が自分自身の目で確認したり、確実な情報源から聞いたりしたことによって、電車が停止していることを確信している場合に使用されます。
一方、「電車が止まっているらしい」という表現は、話し手が自分自身では確認しておらず、他人からの情報に基づいて言及している場合に使用されます。この表現は、話し手が確かめる前に、話題になっていることが正しいかどうかを疑っていることを示唆しています。
つまり、「電車が止まっているんだって」は、確かな情報をもとにして話していることを示していますが、「電車が止まっているらしい」は、他人から聞いた情報に基づいて話していることを示しています。
例文
電車が止まっているんだって。
彼は風邪で休むんだって。
来週の月曜は学校が休みなんだって。
明日は雪が降るんだって。
彼女は結婚するんだって。
クリスマスには大きなセールがあるんだって。
彼は今、海外に旅行に行っているんだって。
彼の新しい仕事は忙しいんだって。
あの映画は感動的だったんだって。
友達が新しいペットを飼ったんだって。
パーティーは遅れて始まるんだって。
明日は授業がないんだって。
彼は大きな賞を受賞したんだって。
あのレストランの料理は美味しいんだって。
彼女は新しい車を買ったんだって。
この地域は治安が悪いんだって。
明日の試合は雨で中止になるんだって。
先週の台風は被害が大きかったんだって。
あの本はとても面白いんだって。
彼の誕生日プレゼントはサプライズなんだって。
今夜はスター・ウォーズの新作映画が公開されるんだって。
彼女は妊娠しているんだって。
最近、彼は忙しくて疲れているんだって。
明日の会議は延期になるんだって。
彼は音楽が好きで毎日聴いているんだって。
友達の妹は大学に合格したんだって。
明日は休日だから、遠出するんだって。
彼女は新しいアルバイトを始めたんだって。
この地域は自然が豊かで美しいんだって。
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