接続:フ(Naな・N)+どころか
用法① Yの強調
1.Xを一部(2.)または全て(3.)否定し、Yを強調する
2.後件が肯定文の場合「Xはもちろん、それより程度の重いYもそうだ」
・米は日本~世界中で食べられている
3.後件が否定文の場合「Xはもちろん、それより程度の軽いYもそうではない」とXもYも否定する文になる
・彼は酷いケガで、歩く~立つことすらできなかった
例文
米は日本どころか世界中で食べられている
彼は酷いケガで、歩くどころか立つことすらできなかった
用法② XよりもYだ
1.Xよりも程度の重いY、と述べる時に使う。Xはもちろん、という意味にも
2.XとYは同種のものが多い。同種でないこともあるが、違和感がある
・彼は頭がいい~性格までいい
?彼はハンサムな~性格もいい
例文
彼は町では有名どころか知らない人はいないほどだ
用法③ XではなくYだ
1.XではなくYだ、というYを強調する言い方。
2.目の前の人が言った事に対し、それを否定または、確認する時にもよく使われる
程度の対比を表す文型
「はもとより N2」
例文
一人でよく来られたね。迷わなかった? …迷うどころか簡単に着いたよ
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