用法① 程度・比況 N3
接続:Vジ/ナイ・Aい・Naな・N+ほど(だ/の)
1.前件の程度ぐらい後件だ
2.重要なのは、【前件の程度に達した】場合と、【達していない】場合があるという事
・死ぬほど疲れた(実際には死んでいない)
・涙が出るほど泣いた(実際に出た)
3.前と後ろで同じ事を言う場合に限り、後ろを省略することができる。
・今日は寒いが、きのうほど(寒く)はない ※これは②の用法ではない!
例文
蚊ほどのとても小さい虫がいた
泣くほど忙しいので、辞めた
用法② Xが一番だ N4
接続:N+ほど~(は)ない
1.Xが一番である事を言う文型
2.Yを比較対象として出す事でXを比較し、Xの程度を際立たせる使い方もある
・今日は寒いが、きのうほど寒くはない
例文
この町の夜景ほどきれいな景色はない
用法③ 相関関係 N3
接続:Vフ・Aい・Naな・N+ほど
1.既習の「V条件+ば、Vジ・Aい・Naな+ほど ・Na+なら~なほど~」の前部分を省略した形
・家賃は安いほどいい
2.前件変化=後件変化。変化する形容詞などと一緒に使う
例文
日本語は勉強するほど難しくなる
質問したが、説明を聞くほどわからなくなった
用法④ だいたい N4
接続:N+ほど
例文
30分ほどで学校へ行ける
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