用法
接続
動詞のて形+てはいられない┃以下接続例
V:して+てはいられない
A:なし
Na:なし
N:なし
意味・使い方
1.このままの状態で居続けることが難しい、無理だ、できないという時に用いる。
2.「~ている場合じゃない」と言いかえることができる。
比較文型:「ないではいられない N2」
「ないではいられない」と「ずにはいられない」は用法は同じ。
「てはいられない」はて形に接続する場合、「Xの状態を続けることはできない」という意味になり、ない形に接続すると「Xしたい」「Xするのも仕方がない」となる。
友達が困っているのだから、何もしないで座ってはいられません(座り続けるのは無理だ)
2時間の通勤時間では座らないではいられません(絶対に座りたい)
2時間の通勤時間では座らずにはいられません(絶対に座りたい)
彼氏にフラれて落ち込んではいられない(落ち込み続けてはいけない)
彼氏にフラれて落ち込まずにはいられない(落ち込むのも仕方がない)
例文
日本は高齢化社会なんだから、年金があるからと老後のことを安心してはいられない。
いつまでも泣いちゃいられない。次に進もう。
いつまでも落ち込んではいられない。時間は待ってはくれないんだ。
日本人も負けてはいられません。
養豚場は私にとってはとんでもない臭いだったが、そこで働く人達にとっては気にしてはいられないのだろう。
何もしないで座ってはいられません。
まかせてはいられません。
もう黙ってはいられない。ここは私にやらせろ。
大食いチャレンジと聞いては黙ってはいられない。
事態が急を要しますので、ぐずぐずしてはいられません
今日もメゲてはいられません!
季節外れの暑さにバテてはいられません。
まだまだボケてはいられませんね。
いつまでもヘコタレてはいられません。
いつまでもヘタレてはいられません。
今日は勤めがあるので寝呆けてはいられません。
女たるもの乾いてはいられません。
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