JLPT文法解説:にしたら にすれば N2

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用法

接続

N+にしたら/にすれば
   V:なし
   A:なし
 Na:なし
   N:彼+にしたら

 

意味・使い方

1.Xの立場から言うと~だ、と言いたい時に用いる文型。

 

一緒によく使う言葉

「ただ~しかない」

例:夏は誰もが好きな季節だけど、外で働く人にしたらただの灼熱地獄でしかない

 

参考文型:「からすると からすれば N2」

からすると からすれば N2

接続:N+からすると/からすれば

1.Xから考えるとYだ

例文
皆はキムさんの日本語は上手だと言うが、日本語の先生からするとまだまだだ。
雨は人からすると嫌な天気だが、花や木からすると嬉しい天気だ

 

例文

炊事洗濯が苦手な太郎にすれば、シャツ一枚洗濯するのも、卵かけごはんを作るのも難しい。

不景気で会社が潰れて仕事がなくなった。私も生活は苦しいが、社長にしたら人生終わりだ。

居酒屋で酔って暴れるのはさぞ楽しいだろうが、店の人にしたら迷惑だ。

離婚は夫婦にしたら待ちに待った縁切りかもしれないが、子どもにしたらただの悲劇でしかない。

飲食店経営者にしたら「インスタ女子」はビジネスチャンスを増やす大事な広告塔なのだ。

嫁の立場からしたら義実家ってだけで本人の家じゃないし、正直あまり行きたくない。

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