教師と留学生の過労

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業務内容を超えた業務

日本の教育業界はボランティアが前提だ。タダで労働をする事が当然となっているので、タダでやらない、早く帰ろうとすると非難され、非教師扱いだ。

こういう流れは日本では顕著ではないのだろうか。以前私が「学生は客だ」というつぶやきをした際、

「それでも教師ですか!?」

と言われた。早く帰ろうとする教師の背中に

「今日もお早いお帰りで」

と言い放った方もいた。そんな事を言う人らは、私の目にはダラダラと無駄口を叩きながら10分で終わる仕事を1時間でやっているようにしか映らない。仕事を〈無償で〉〈長時間〉やりたいのなら勝手にやっていればいいのだが、なぜかそれを押し付けてくる。

教師と学生の過労

教師の自殺、忙しくて死ぬ?そんな事があってたまるか。そのボランティア精神が人を殺してるんだよ。

“客”のために死んだり入院したりしてはいけない。他にも道はたくさんあるのだから、そちらへ逃げればいい。

そして、学生の過労。働き過ぎて授業中寝る。一か月に30万も稼ぐ学生を知っている。一週間に28時間?そんな制度、とっくの昔に崩壊している。

自殺や鬱の原因は『日本』

日本人はよく自殺する、鬱になる。私は『日本人』ではなく『日本』が人をそうさせると、留学生を見て思う。日本の社会が人の精神を蝕む構造になっている。

マニュアル、校則、無休、規律に順応できず塞ぎがちになり、失踪、連絡がつかず、悪事を働き、強制送還。

来日当初の笑顔を私も彼も覚えていない。

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