JLPT文法解説:を通して を通じて N3

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用法① ~の範囲で

接続:N+を通して +を通じて

1.ある期間・空間の範囲で、後件である

2.区切りのあるNにのみつく

 

比較文型:「にわたって N3」

にわたって N3

 

例文

この村は1年を通して雪が積もっている。

この辺りは1日を通して明るい地域だ。

用法② 手段

接続:N+を通して +を通じて

1.自分と何かの間にXを入れて新しい事を得る

例文

インターンシップを通じて様々な人に出会えた。

日本での生活を通して学んだ事は、日本はとても時間に厳しいという事だった。

このセミナーを通して、新しいスキルを習得することができます。

このプロジェクトを通して、私たちは貴重な経験を積むことができました。

このトレーニングプログラムを通して、私たちは新しい技術を学ぶことができました。

この調査を通して、社会の課題を把握することができました。

この体験を通して、私たちは人生において大切なことを学びました。

このイベントを通して、私たちは多様な文化を学ぶことができました。

この交流プログラムを通して、私たちは新しい友達を作ることができました。

このワークショップを通して、私たちは新しいアイデアを生み出すことができました。

この交換留学を通して、私たちは海外の生活に触れることができました。

このツアーを通して、私たちは美しい自然を見ることができました。

「通して」と「通じて」

どちらも助詞は「を」をとることができます。しかし、

「穴に糸を〇通す×通ず」

という文からもわかるとおり、「通す」は意志的であり、「通じる」は「電話がやっと×通した〇通じた」から無意志的であることがわかります。

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