JLPT文法解説:んじゃない んじゃありません んじゃねえ N2

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用法

接続

Vジ+んじゃない
   V:する+んじゃない
   A:なし
 Na:なし
   N:なし

 

意味・使い方

1.禁止を表す文型。

2.「ないでください」「てはいけません」「するな」など、禁止を表す文型と似た用法だが、「んじゃない」は特に親しい間柄の者に対して用いることが多い。

3.親が子に「こんなことするんじゃない」と叱ったり、諭したりするときに多用されるが、その際にていねい形で「んじゃありません」となることも多い。

4.「んじゃありません」という丁寧な言い方に対して、「んじゃねえ」という乱暴な言い方もある。

5.文尾を上げて発話する(「するんじゃない?」)と、確認の意味になる。禁止の意味で発話するなら文尾を下げて発話しなければならない

 

一緒によく使う言葉

「んじゃないよ」

例:笑ってんじゃない!ちゃんと反省しなさい!

 

参考文型:「んだ N4」

んだ N4」は【推量確認】【具体的な情報獲得】【説明強調】【理由の付加】【丁寧な依頼表現】【助言要求】と様々な用法がある。

 

例文

自分がやったことなのに、笑ってんじゃないよ!

失敗なんかにビビってんじゃないよ!

そんなとこに突っ立ってんじゃねえよ!さっさと働け!

被害者ヅラしてんじゃないよ。

いつも親に甘えてばかりの奴らには、甘えてんじゃないよって言いたい。

お腹丸出しで寝てんじゃないよ!

「ヘッドホン付けながら乗ってんじゃないよ!」って見知らぬ人に言われたことがある。

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