読書感想文を1日で書くための3つのポイント

夏休みの宿題の定番ともいえる読書感想文。

小学生のお子さんの場合、一人ですべてを書き上げるのは難しく、かといってどのように書かせたらよいかも難しく、苦労している方も多いのではないでしょうか。

  • 読書感想文をどうやって書かせたらいいかわからない…
  • あらすじしか書けないのをなんとかしたい!
  • 「楽しかった」「おもしろかった」以外の感想を書かせたい!
  • 夏休みの自由研究、宿題を早く終わらせたい!

そんな方のために、読書感想文を1日で書くための3つのポイントをお伝えします。

スポンサーリンク

当サイト管理人による、日本語教師養成個人レッスンの詳細はこちら

当サイト管理人による、日本語教師養成個人レッスンの詳細はこちら

なぜ読書感想文が「書けない」のか

答えは簡単。

だれも読書感想文の書き方を教えてくれないから

感想、つまり自分が思ったことを思ったとおりに書けばいいのだから教える必要はないのでは、個人個人考えることは違うのだから教えようがないのでは、と思われるかもしれません。

しかし、本を読んでその感想を自分の言葉で言語化して簡潔に書きあらわすなんて、よく考えれば大人でも難しいことではないでしょうか。ましてや、文章構造を学ぶ過程にある小学生がうまく書けない、書き方がわからないのは当然です。

読書感想文の書き方

ここからは、小中学生向けの学習塾で作文や読書感想文の指導をした経験をもとに、読書感想文の書き方のポイントを3つお伝えしたいと思います。

読書感想文は、書き方さえわかれば1日で書き上げることも可能です。(※本を読む時間を除く)

コンクールを目指すようなものが書けるというお約束はできませんが、とりあえずお子さんの読書感想文をなんとかしたい!と思っていらっしゃる方はぜひ参考にしてみてください

ポイント①:あらすじと感想を分けて書く

読書感想文に何を書いていいかわからず、とりあえずどんな話だったかをダラダラ書いて字数を埋める、というのはよくあるパターンです。

しかしこれでは感想文ではなく、あらすじ紹介文になってしまいます。

これを防ぐために、まずあらすじを1文または200~400字程度で簡潔にまとめ、つづけて感想を書くようにしましょう。

あらすじは、物語の「始まり」「変化」「結果」に注目してまとめると簡潔に書くことができます。

読書感想文にあらすじを書くべきかについては別の議論になりますが、初めにあらすじをまとめておくことで書き手自身が話の整理ができ、感想も述べやすくなります。また、話の内容を知らない読み手にも感想を伝えやすくなるメリットがあります。

ポイント②:1つの段落に1つのテーマで書く

日本語はわりと段落のルールがあいまいですが、わかりやすくするために1つの段落に1つのテーマで書きましょう。

段落の初めに「私が好きな登場人物は~」や、「~場面が印象に残りました」など、その段落のテーマを書きます。続けて、そのテーマについてどうしてそう思ったのかや、詳しい説明などを書いていきます。そのテーマについての話が終わったら、段落を変えます。

このように、いくつかのテーマについての段落を作り、接続詞を使ってつなげていけば、感想文ができていきます。

ポイント③:下書きをしてから書く

時短のためにいきなり原稿用紙に書き始めることもあるかと思いますが、下書きは絶対にしたほうがいいです

原稿用紙は使い方のルールが厳しく、1マスに1文字入れなければいけないとか、空白マスは許さないとか、推敲しながら文章を書いていくには不向きです。

したがって、文章を書くのが得意なお子さんの場合は「この段落にはこのテーマでこんなことを書く」といったメモでもいいですが、文章を書くのが苦手なお子さんの場合は、文をすべて下書きしてから原稿用紙に清書させるほうが結果的に時短になります

『読書感想文シート』のご紹介

以上3つのポイントをお伝えしましたが、

  • あらすじが上手にまとめられない
  • 感想を書くためのテーマが思いつかない
  • 下書きをすべてきれいにさせている時間がない

といった方のために、以上のポイントを盛り込んだワークシートの販売を、各フリマアプリにて行っております。

こちらは質問に答えていくだけで、読書感想文の下書きが完成するものとなっておりますので、ぜひご活用いただければと思います。

「読書感想文シート」の特徴

≪本を読む⇒シートに書きこむ⇒原稿用紙に書き写す≫

この3ステップでどんな本でも読書感想文がスラスラ書ける、ワークシートの小冊子です。

シートには、感想を書きやすくする質問がテーマごとにいくつかあります。その質問に答えるだけで、感想文が完成します。あとはそのまま原稿用紙に書き写せばOK!書き方の例もあるから安心です。

◆保護者の方向けの使用ガイドつき。
◆全ての漢字にふりがなつき!漢字が苦手なお子さんも安心です。
小学校低学年向け(全3ページ)・中学年向け(全5ページ)・高学年向け(全6ページ)・中学生向け(全10ページ)の4種類あります。

販売箇所

以上3か所にて販売しております。

上記URLをクリックしていただくか、「#読書感想文シート」で検索してお探しください。

 

こちらの画像が目印です。

複数学年のセット販売もしており、こちらは個別にお求めいただくよりお得となっております。詳しくはアプリの販売ページをご覧ください。

フリマアプリによって、手数料や送料の関係から多少お値段が異なりますのでご了承ください。

コメント