教師がやってはいけない5つの事

学校では学生だけではなく、教師にも禁止事項があります。

背を向ける

WB(ホワイトボード)前の立ち方です。やりがちなのが、学生に背中を見せて板書すること。学生に背中を見せてはいけません。理由は色々ありますが、その一つに『教師と学生間の緊張が途切れる』というのがあります。教師が学生を見ていない時間が長ければ長いほど、クラスがだらけます。だらけるとどうなるか。寝る。食べる。話す。内職。等々、教師にスキができてしまうと学生は悪い事をし始めます。

少し姿勢は悪いですが、後ろを向けるぐらいなら、まだ下のような立ち姿の方がマシです。

板書はできるだけ短くしましょう。体は学生に向けながら板書しましょう

黙る

黙らないでください。板書中、黙ってしまう教師が非常に多いです。書きながら話す、これは板書の基本です。

板書

日本語教師は板書する際、ルビを振らなければなりません。つまり、書く時間が二倍と大変手間取ってしまうのです。
これを解決するために教師は様々な工夫をします。例えばルビを入れ込み済みのLC(文字カード)をあらかじめ作っておく、などです。

LC(文字カード)の作り方と使い方

さらに外国人相手の場合、流れるように書いてはいけません。変なトメ・ハネ、書き方は極力避けましょう。

①字形を気をつけながら
②WB中の文字や図の配置を考えながら
③学生と話しながら
④ルビを振りながら
⑤次の段取りを考えながら

書くといいでしょう。難しいようですが、慣れればその内意識しなくてもできるようになります。

下を向かせる

学生に極力下を向かせてはいけません。授業は基本的に前を向いて勉強させます。下を向いてやるのは『勉強』とは呼びません。『作業』です。作業は家でできます。家で前を向いて勉強する人はいません

学校では学校でしかできない勉強がたくさんあるので、学生には前を向かせ続ける事を常に念頭に入れて、授業を進行しなければなりません。

学者口調

多くのテレビの識者や学者、大学講師達の話し方を見てもわかる通り、大変つまらない、眠いものです。難しい言葉で抑揚なく、無表情のまま、間をおかない、加えて体も微動だにしないでボソボソと話し続けると、頭に何も入って来ないどころか、眠くなります。

最後に

テキストをなぞるだけ、だらだら話し続け、遥か昔に作った教材をそのまま使い続ける向上心0の教師が学生に「寝るな、ケータイ使うな、帰れ」と言って、学生は素直に従うでしょうか。

上に書かれている5つのこと、そして卓越した文法の知識や語彙力、教師としての威厳、圧倒的な運営能力・指導力、熟れた経験、理路整然と並べられた教材、全てが揃えば向かうところ敵なしですが、それらは一朝一夕で手に入るものではないので、まずは上の5つから練習してみてはいかがでしょうか。

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