留学生とのスモールトーク その2

学生との会話を集めたものを適当に。彼らがどんな風に考え、何に一喜一憂し、感じているのかを紹介したいと思います。季節感は無視、丁寧体普通体もごちゃごちゃです。

私のツイッターフェイスブックから引用しています。

日本語は難しい

T:覚えていますか
S:覚えません
T:覚えて・い・ま・せ・ん
S:OK

T:知っていますか
S:知っていません
T:知り・ま・せ・ん
S:OK

T:食べましたか
S:食べません
T:食べて・い・ま・せ・ん
S:…
T:…
S:日本語は難しいです…
T:だから勉強します…

口グセ

「まーずーはー…」
「先生、”まずは”は何ですか」
2分後
「はい、でー…」
「先生、”はいで”は何ですか」
5分後
「例えばー…」
「先(ry」
自分の口グセに気づかされる。

教師のカウンター

教師のカウンター 1撃目
「先生、どうして私だけ?他の人もしているのに!」
「じゃあなたは皆も叱られれば満足するの?」
「・・・」
「いい性格してるね」
教師のカウンター 2撃目
「また先生!私の名前間違えました!悪いよ!」
「あーごめんね」
「だめです!」
「じゃ私の名前は?」
「・・・」
「先生は一人なのにね。”間違え”てもいいから一文字ぐらい言ってみて」
教師やってますが、聖人ではないので腹が立つ時ぐらいあります。ちなみに2撃目、おもしろい事に名前を間違えられてこう言ってくる人は先生の名前を覚えていません。

スリーブックスリバー

休み時間、学生達の会話を聞いているとスリーブックスリバーが何度も出てきた。
何?と聞いたら学生が漢字を書いてくれた。
S:『品川』のことです。これは何と読みますか
T:しながわだよ。でもどうして品川がスリーブッ・・・!!!
発想が天才のそれだった。

口水

S:鼻水があるなら口水(恐らくよだれのこと)もありますか
T:ないよ

I miss you

一年に二回ぐらい質問される
「I miss youは日本語で何ですか」
とりあえず
「あなたがいなくて寂しいL39」「会いたいL13」
を教えはするんだけど、「あなたが恋しい」は伏せておく。これを教えてる時ほど自分の日本語力に自信が持てなくなる時はない。
「I love you」はもう少し高い頻度で話題になるんだけど、これは学生が皆「愛してる!愛してる!」と連呼するので「日本人はあまり愛してるとは言わないんだよ」と言う。
これも言いながら自信がなくなる。いや、でも言わないよね。普通「好きです」って言う・・・気がする。

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