JLPT文法解説:ぬく N2

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用法

接続:Vマス+ぬく

1.最初から最後までXをする

2.Xは大変な事を述べるので、簡単な事には用いない

 

例文

彼は10年間雨の日も風の日もジョギングをやりぬいた

最後まで全力でやりぬくだけです。

日本のストレス社会で生きぬくには忍耐が必要だ。

彼女は厳しい受験戦争をやりぬいて合格した。

彼は厳しい練習をやりぬいて大会で優勝した。

彼女は辛いダイエットをやりぬいて、理想の体型を手に入れた。

彼は子どもの時、大雪や嵐の中でも毎朝新聞配達をやりぬいた

彼は辛い治療にも負けずに、闘病生活を耐えぬいた

彼女は困難な課題に直面しても、最後までやりぬいた

彼女は絶望的な状況でも希望を持ち続けてやりぬいた

彼は長期的な目標を達成するために、根気強くやりぬくことが重要だ。

サイクルの早い芸能界で生きぬくには積極性がないとだめだ。

彼女は仕事と家庭の両立に苦労したが、子どもが20歳になるまでやりぬいた

類似文型とその違い

「~切る」

「やり抜く」と「やり切る」は、どちらも「完了する」「成功する」といった意味で使われますが、少しニュアンスが異なります。

「やり抜く」は、困難な状況に対して、努力を重ねて目標を達成することを強調するときに使われます。「やり抜く」は「努力する」「頑張る」といった意味も含まれています。

例:「彼は困難な課題に対して、がんばってやり抜いた」(He succeeded in overcoming a difficult task by making great effort.)

「やり切る」は、目標を達成することを強調するときに使われます。「やり切る」は「終わらせる」「終える」といった意味も含まれています。

例:「彼は長い仕事をやり切った」(He finished a long work.)

このように、「やり抜く」は努力を強調して、「やり切る」は目標達成を強調するという違いがあります。

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