JLPT文法解説:にすぎない N2

用法

接続:Vフ・Na/Nである+にすぎない

1.話者が特別・重要・少ないと思っている。程度の低さを強調するときの表現

2.現在形のみに接続すると書いてある参考書もあるが、過去を表す場合は「子どもにすぎなかった」と後ろを変える場合と、「私は当たり前の事をしたにすぎません」の場合と、2つある

3.説明が難しい。品詞によって意味も異なってくるため、例文や非文を多く示して掴んでもらうしかない

4.日本人は謙遜が好きなので、この文型を使った文は生活するうえでよく聞く

5.い形とも接続するとある参考書もあるが、色々ない形で文を作ろうとして、できなかった。ある行為(動詞)や事物(名詞)に対しての評価、感想を述べるので、状態を述べるい形とは相性が悪いのだ。ちなみにな形は〇。これは名詞とな形の性質類似による
 ・彼は日本国内でのみ有名にすぎない

一緒によく使う言葉

XがNの場合、Nの前に「ただの」を多用

例文

あの真面目な政治家が国民の金を使った話は噂にすぎない

この問題の答えがわかる人は5%にすぎない

彼は金持ちではなく、父親が金持ちなのだ。彼は金持ちの息子にすぎない

恋は一時の錯乱に過ぎない

将来性に期待しているに過ぎない

論理を正当化するための野蛮人の法律に過ぎ

氷山の一角に過ぎない

「固体」に見えるのは幻覚に過ぎないない

型にはめないで、それはひとつの状況に過ぎないって考えたい

決定を正当化するための方便に過ぎない茶番劇。

それはあくまで推測に過ぎない!断言するのはおかしい!

軽視を表す文型

なんか②・などN3」 「くらいN3」 「にすぎないN2」 「ごとき①N1

口語的

くらい・なんか > など > にすぎない > ごとき

文中での軽視用法

使えるかどうかは、後述するが文脈やXの言葉による

子ども〇なんかに 〇などに ×くらい ×にすぎない 〇ごときに 負けるはずがない
A:もっと子どもの事考えて B:子ども〇なんか 〇など ×くらい ×にすぎない 〇ごとき 知るか

文尾での軽視用法

彼は頭はいいが、所詮子ども×なんかだ ×などだ ×くらいだ 〇にすぎない ×ごときだ

動詞との接続

動詞に接続するのは「くらい・にすぎない」のみ。
それをする×なんか ×など 〇くらい ×にすぎない ×ごときに 誰だってできる
当たり前の事をした×なんかだ ×などだ ×くらいだ 〇にすぎない ×ごときだ

形容詞との接続

い形とも接続するとある参考書もあるが、色々ない形で文を作ろうとして、できなかった。ある行為(動詞)や事物(名詞)に対しての評価、感想を述べるので、状態を述べるい形とは相性が悪いのだ。
な形は〇。これは名詞とな形の性質類似による
 ・彼は元気そうにしているが、ただのから元気にすぎない
 ・彼は日本国内でのみ有名にすぎない

Xが指示詞だと本来文中では〇の「なんか・など」も使いにくく、または使えなくなる

そんな事?なんか ?など 〇くらい ×にすぎない ×ごとき 自分でやりなよ
それ?なんか ×など 〇くらい ×にすぎない ×ごとき 自分でやりなよ

他用法での比較

謙遜
私〇なんか 〇など ×くらい ×にすぎない 〇ごときが こんな物をいただいてもよろしいのでしょうか
例示
こちら〇なんか 〇など ×くらい ×にすぎない ×ごときが いかがですか
ような
山×なんか ×など ×くらい ×にすぎない 〇のごとく 仕事がある

ここにいるのは10人×なんかだ ×などだ 〇くらいだ ×にすぎない ×のごとき
状態の程度
足の痛みはもう我慢できない×なんかだ ×などだ 〇くらいだ ×にすぎない ×のごとき

それぞれの詳しい解説と例文

なんか②・などN3

くらいN3

にすぎないN2

ごとき①N1

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