授業のテンポ 小さな意識

どうも、むつきです。

授業のために十分に準備をし、シミュレーションもしたにもかかわらず、実際の授業では学生の反応も鈍く、学生がついてこなかったなんて経験がある先生方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん私自身もそのような経験はあります…。
そこで、次は失敗しないようにと、さらに授業の準備を必死にやって、またこけてなんて半ば無限ループのような状況に陥ることも考えられます。準備は十分なはずなのに、どうして学生の反応はイマイチなのでしょうか?

準備十分

準備だけをどれだけ完璧にやったとしても、授業中の立ち振る舞いなどでそれが台無しになってしまうこともあります。
その原因として、授業の進め方に一連の流れがない、テンポが悪いなどが考えられます。
スピーチを例に話しますと、視聴者の目も見ず、原稿を見つめ、途切れ途切れに読まれたりしたら、聞くほうは疲れますし、内容もあまり入ってきませんよね。
準備だけに全力を注ぐのではなく、授業当日の流れやテンポも意識しなければなりません。

テンポって何さ!?

「テンポよく」と言っても、それは授業を高速で進めるということではありません。
早すぎてしまっては学生も授業について来られません。
ここで言うテンポよくとは進め方がただ早いわけでも、早口で話すことでもありません。
授業中のムダな時間を極力省くことです。
ムダな時間がなくなれば、学生にとってもストレスなく、授業が受けられると思います。

ムダな時間

学生の質問から話が脱線してしまうことはムダな時間だとは思いません。
その質問から話題が広がったということは学生のファインプレーではないでしょうか?
とは言っても、脱線もほどほどにしなければ本題を忘れてしまいますが…。
では、ムダな時間だなぁと感じるのはどんなことでしょうか?
それは教師のほうが授業の流れを止めてしまうことだと思います。
本当に些細なことでも授業の流れは止まります。そして、それだけで授業のテンポはガクッと悪くなります。
かと言って、学生の質問を予測し、急な質問にも瞬時に答えるなんていうことは教え始めてすぐに誰でもできることではありませんよね。経験や慣れが必要です。
ただ、経験がなくても、すぐに取り組めることもあります。
意識するだけでも授業が変わるかも…?

授業中に探し物はしない

用意したプリントや絵カードを使用直前になって探し出すのは避けましょう。
なかなか見つからず、もたついている時間は学生からしたら、今何をしたらいいんだろうと、ただただ見守るしかありませんから。それで、グダグダとした流れになってしまいます。
授業で使うプリント類は事前に整理しておき、スッと華麗に取り出しましょう。

えーと…そこの…あなたっ!

名前と顔を覚えないのも授業が止まってしまう原因になります。
学生をあてる際に、なかなか名前が出てこないとテンポも悪くなりますし、「あなた」としか呼ばれない学生もいい気はしないでしょう。
学生の名前を覚えることで練習のテンポがよくなるだけではなく、学生の顔を見ながら、授業ができれば、それだけでも学生の反応は変わると思います。
名前がわからないからと言って、特徴的で覚えやすい学生ばかり当ててしまっては発話量のバランスが悪くなりますし。

さいごに

テンポをよくすることは学生の集中力を途切れさせる間を与えないということで効果的なことだと思います。
止まらず、流れる授業には自然と学生もついてきてくれるでしょう。
これらを意識したところで、必ずしも上手くいくとも限りませんが、それでダメだと気付いたときには自分なりのスタイルが見つけられているかもしれませんね!

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