教師と学生のいいカンジの距離感

初めまして、この度こちらで投稿させていただくことになりました「むつき」と申します。私なりの価値観が強く反映された内容が多くなるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

今回は教師と学生との距離感について書いてみました。
教師と学生の距離が近く、和気あいあいとした雰囲気って悪くないですよね。学生も教師に気軽に話せるし。それなら、学生との距離は縮めたほうが…なんて思ったりしませんか?
ただ、“距離を縮める”というのも一歩間違えれば、自分の首を絞める結果となります。
そこで、いいカンジの距離感について考えてみましょう。

近すぎ注意!

授業や学生との関係を円滑にするために、学生との距離を縮めることは必要です。ただ、あまりにも近すぎるのも考え物です。距離が近すぎるために、教師が友達であるかのような錯覚をされてしまっては困ります。あくまで教師と学生です。
友達という捉え方をされてしまうと、クラスコントロールに支障が出ます。教師が学生を叱ったとしても、学生が従わなくなる恐れがあります。そして、最悪の場合逆切れされる可能性もあるでしょう。
みなさんも友達相手であれば、ちょっとした不満や苛立ちで文句を言うことがありますよね。これと同じ状況になってしまいます。
そして、学生からの個人的な要求も出てくるかもしれません。
例としては連帯保証人やら、緊急連絡先になってくれというもの。
これらのことはクラス運営していく上で非常にやっかいなことですよね。

心の壁が厚すぎるっ!

距離が近すぎることで問題が起きるからと言って、心を閉ざし、必要以上に学生を遠ざけることもよくないですね。
まあ、このケースはそんなに多くはないと思いますが。
距離を置きすぎ、学生に歩み寄ることもせず、学生との関係も築けなければ、授業をしていても楽しくはないのではないでしょうか。
せっかくの授業ですから、楽しみたいですよね。
もちろん教師が楽しみたいというだけではなく、距離を置きすぎることは学生の態度にも影響してくるでしょう。学生も心を開いてくれなければ、クラスの管理もしにくくなりますし、進学指導の際も手こずるでしょう。

じゃ、いいカンジの距離感って何?

それは近すぎず、遠すぎずということですね。

「そんなんわかるわ!」
「結論弱っ!」

ということになってしまうので、私なりにちょうどいい距離感について考えてみました。
まずは授業、学生との関係を円滑にするためにある程度距離を縮めることは必要だと思います。
そこで問題になるのがどの程度縮めるかということですよね。
そもそも距離の縮め方から考えてみます。
クラス運営をする上で学生と仲良くなることが重要なわけではないと思います。
教師がしっかりと学生のことを把握し、授業で学生に安心感、信頼感を与えられれば、十分に学生との関係は築けると思います。その他叱り方なども関わってくるでしょうが、それは先生のタイプにもよるので、省きます。授業での信頼によって、もっといろいろなことを教えてほしいと感じ、自然と学生との距離も縮まると思います。
授業の中身ではなく、話しやすい、気さくだ、というような雰囲気だけで距離を縮めようとすると、行き過ぎるのだと思います。

最後に、教師と学生との関係はやはり授業の中で出来上がっていくものだと思います。
新任の先生方の中には授業中の雰囲気を明るくしようと、つい距離を縮めすぎてしまいがちな方もいらっしゃいますが、ぜひ授業の質で学生の信頼を勝ち取っていただきたいです。
教師が学生の中に一生懸命入っていくというより、学生が教師についてくるような距離感が適度かなぁなんて思いました。

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