4課教案 初動詞 ~から~まで 助詞「と」「に」 曜日 電話番号

教師用メモ

  1. 「10分」は2通り読み方があるが、みん日では「じっぷん」ではなく「じゅっぷん」で統一している
  2. 4課では5分刻みのみで、1分刻みはまだ
  3. 「から」「まで」は<場所>と<時間>の起点と終点を表し、4課では<時間>のみを扱う。常に一緒に使われるわけではなく、4課では「大学は何時からですか」の形で出ている
  4. 並列助詞「と」登場。名詞を並列する。「休みは土曜日と日曜日です」
  5. 「~曜日」が書くのに手間取るので、FCを作っておき、WBの端に磁石でつけておく
  6. 誕生日や「~月~日は何曜日ですか」で、曜日を言わせる
  7. 全体を通して機械的になってしまいがちなので、楽しい授業を心がける
  8. 夜と晩:①夜⇔昼 晩⇔朝 ②付く言葉が決まっている
    深×晩〇夜   ×晩〇夜中 昼×晩〇夜問わず~
    三日三〇晩×夜 今〇晩〇夜 〇晩△夜ご飯
  9. 電話番号を伝える時は全て二拍である。従って、2と5は「にい」「ごお」と伸ばす音になるので注意する。ハイフンは伸ばさず「の」となる
  10. この課は助詞について詳しくやっていくが、助詞の使い方・用法、説明の仕方などを画像でわかりやすく説明したページを作ったので、見ておくことをおすすめする。画像はそのまま授業で使えるので、是非活用してほしい。

初級(しょきゅう)の9つの助詞(じょし)の用法と使い方 練習問題つき

教案

今~時~分です 目標:①時間を伝える ②時間を尋ねる

1.一分単位の時間名詞は余裕があればだが、下クラスにはやらない方がいい

2.ふん:2(に)・5(ご)・7(なな)・9(きゅう)
ぷん:1(いっ) ・3(さん)・4(よん)・6(ろっ)・8(はっ)・10(じゅっ)・何・10の位


導入・練習

◆時計の読み方復習
1.時間の読み方を復習
2.5分刻みの分の読み方の復習
PCを使って、時間と分を合わせた言い方を全体で復習後、個別に言わせていく
3.1分刻みの分の読み方(板書しながらリピートさせていく)
T:これは? 分
S:分
T:(指を一本立てる)これは?
S:いっぷん
T:これは?
S:にふん

◆一分刻みの全体リピートが終わったら、「数字を見て時間をひらがなで書かせるシート」を配布、書かせる。最後に個別に当てて確認

◆状況を与えて「何時ですか」の形を教授
(たばこを吸っているG)
T:休み時間です。ふーー。あ!あれ。(腕時計を探すG)時計、時計・・・すみません、今(?を見せる)
S:今何時ですか
T:そうです。今何時ですか

板書
今 何時 です か(リピート)

T:今何時ですか(教室の時計を指す)
S:10時10分です
T:午前ですか、午後ですか
S:午前10時10分です

板書
午前 10時10分 です(リピート)

<場所>は今~時です

場所の時間を言う


導入・練習

T:今何時ですか
S:10時15分です。
T:そうです。ここは東京です。(世界地図を指して)東京。 (時計を指して)東京は今9時です

板書
東京 は 今 10時 です

T:中国。中国・は?
S:中国は~時です
T:ベトナムは?アメリカは?9時ですか、10時ですか、3時、9時(板書の時間の所に?カードを置く)わかりません。ベトナムは・今・何時・です・か

板書
ベトナム は 今 何時 です か(リピート)
午前/午後~時です

TS:ベトナムは今何時ですか
ベS:午前/午後~時です


1.<場所>を様々な国旗を見せながら、変えて全体リピート
2.練習シート配布
3.AさんとBさんに分かれて会話する。最初はAは教師、Bは学生で練習→AB交代
4.友達同士で練習

今日/明日/あさっては~曜日です
きょうは何曜日ですか
Nは~曜日から~曜日までです


導入・練習

◆曜日の読み方復習
1.カレンダーを指して曜日が言えるか確認
2.全体リピート→個別

板書
きょう  は ~曜日です
あした
あさって

◆Tが今日~あさってを言い、日曜~月曜を板書し、文作させる(きのう・おととい、はデシタになるので除く)

板書
日 月 火 水 木 金 土

T:今日、(火曜日を指す)
S:今日は火曜日です
T:明日、土曜日(を指す)
S:明日は土曜日です
(全体で言わせたら個別に当てて言わせる)

◆きょうは何曜日ですかを教授
T:今日は(カレンダーを指す)
S:水曜日です
T:明日は
S:木曜日です
(カレンダーを隠す)
T:曜日わかりません。今日は(?を見せる)
S:今日は何曜日ですか

板書
きょう は なんようび です か(リピート)

◆板書の「きょう」を「あした・あさって」に変えて練習
1.全体で今日・明日・明後日は何曜日ですかをリピート
2.個別に当てて質問と答えを言わせる
T:S1さん、あした。S2さん、(FC日曜日を見せる)
S1:明日は何曜日ですか
S2:日曜日です

◆Nは~曜日から~曜日までですを教授
1.格助詞「と」を入れる。同種の物を並列して言う
T:S1さん と S2さん来てください。
ボールペン と シャープペン
今日 と 明日
銀行 と 郵便局
2.銀行の営業曜日と休みを教える
T:(カレンダーを見せながらうなずく)銀行は月曜日から金曜日までです。(土日を指し首を振る)土曜日・と・日曜日

板書 休み は 土曜日 と 日曜日 です

T:学校、土曜日、皆さん、来てください
S:いいえ
T:休みは?
S:休みは土曜日 と 日曜日 です

★PCデパート★PC銀行★PC郵便局★PC図書館★PC美術館★FC曜日
◆場所のPCを使ってSに質問と答えを言わせる
T:(美術館のPCを見せる)これは?
S:美術館です
T:(?を見せる)言ってください。休みは?
S:休みは何曜日ですか
(FC月曜日と水曜日を見せる)
S:月曜日と水曜日です
(最後に個別に当てて確認)


1.会話練習のシート配布
2.まずは例をTと一緒に全員でシャドーイングのようにして練習
3.Aは教師、Bは学生で練習→AB交代して練習
4.実際にスカイツリーやディズニーランドなどの営業時間を隣の友達に聞くPW
5.PWが終わったら2グループに発表させる

◆電話番号
1.一行ずつ例をTと読んでいく
2.教室の半分をAとBに2つに分け、練習
3.実際に状況を与え会話を作らせる
T:すみません。<場所>の電話番号は何番ですか
S:~です
T:~ですね。どうも
4.TS交代して練習
5.他の場所のPCを見せて同様にS全体で練習

~時から~時までです
何時から何時までですか
<場所>は~曜日から~曜日です


導入・練習

★PC銀行★学校に置いてある催し案内の紙を使ってもいい
1.Tが銀行へ行くという状況を与え、からまでを教授
T:(空の財布をひっくり返して見せる)あ、お金。お金。(銀行のPCをWBに貼り、Tが銀行へ行くG。午前6時を板書。銀行は開いておらず、がっかりするG)はあ。
2.7時→8時と時間を変えて、まだ開いていないことをGで伝える
3.9時になり、扉に入るG。お金を財布に入れるG

板書
銀行 は 9時 から です

4.財布からお金を抜く。1.と同じようにまた銀行へ行き、3時までは銀行が開いていることをGで伝える。3:01を板書、入れないG

板書
銀行 は 3時 まで です

板書
銀行 は 9時 から 3時 まで です
9:00~3:00

★PCデパート★PC銀行★PC郵便局★PC図書館★PC美術館
◆Tが言う時間と、見せるPCを見て、文作させる
T:これは何ですか
S:デパートです
T:デパート。8時。10時。デパートは?
S:デパートは8時から10時です
◆何時から何時までですかを教授
T:日本の銀行は9時から3時までです。ベトナムは?9時?10時?11時?わかりません。

板書
銀行は ? から ? まで です か
↑    ↑
何時   何時

T:(板書の?を指し)ここは?
S:何時

T:韓国の銀行は何時から何時までですか(韓国)
韓S:銀行は~時から~時です

★PC三越写真★PCメイドカフェ★PC美術館
◆実際に使えるように、状況を与える。2人でデートしに行った店が閉店、またはまだ開店していないという状況で、Sに店員に営業時間を尋ねさせるという状況
1.WBに美術館などのPCを貼る
2.S1とS2を一緒にWBの前に来るようにする
T:いらっしゃいませ。すみません。今は8時です・・・
3.と言い、閉店したことを残念そうに告げる
4.何時から何時までですか、とS1かS2に言うよう促す
5.4が終わったら今度はTがS3と共にデパートへ行く。S4は店員役。さっきと同様に質問させる。Tは何も言わず、閉店してがっかりしたGなどをする

~時から~時までVます

1.ここの「~時」は「~曜日」にも変えられるので、その練習もすること
2.まだ「ます・ませんでした」などの複雑な時制はしない


導入・練習

①まずは4課の時間名詞をよく練習(ます・ました対応させる)→プリント
②時間名詞+動詞をWBでよく練習
③FC

◆QA。時制+質問。過去時制は扱わない。終→実際にQA
Q毎晩何時から何時まで勉強しますか A7時半から9時半まで勉強します

~時にVます
何時にVますか

1.時制に注意を払う

2.助詞ニで動作が行われる時点を表す。曜日はテキストではどちらでも可としているが、教科書ではつけない方をメインに扱っている

3.「起きる」「寝る」でいきなり継続と瞬間を意識しないといけないVが出るがもちろん触れない


導入・練習

◆まずは「じかん」という言葉の意味を説明し、導入に入る
ジカンに助詞のニが付くものと付かないもので分けて教える(★LCL5じかん+に)

じかん磁石を貼り、その下に適当な時間を表す名詞を板書

板書
じかん
今日
先週
4月

しかし、時間の中でも助詞ニがつかないものがあるので、★LCL5じかん+にで色分けして、教授する

◆何時にVますか
まずは「何時にVますか」を入れ、ニをカラとマデに変えて練習
うまくできない場合は、図を描いて、に=一点、から=起点、まで=終点、を示す

◆PCを見てQA文作。まだ「ますませんでした」などの時制は入れない。マスのみ
Q毎朝何時に起きますか A7時に起きます


A大学は何時からですか B9時からです A何時に終わりますか B5時に終わります A毎日ですか Bはい A大変ですね

Vます/ました

普通はVます→Vません、だが、この動詞の導入に限ってはやりにくいので、Vます→Vました、で始める


導入・練習

口慣らし→ジカンを変えながら活用を正しくできるか

◆PCで単文作成。時制+V
明日働きます

Vません/ませんでした


導入・練習

◆Sが今晩・昨日していないであろう事を質問する
T:きのう/明日5時に起きました/ますか
きのう/明日9時に寝ましたか
きのう/明日働きましたか


Q今日勉強しますか Aはい、勉強します

◆QA。Aを見て、「からまで」か「に」を選ぶ。難しい
①Q毎朝何時に起きますか A6時に起きます ②Qきのう何時から何時まで働きましたか A9時から5時まで働きました

授業記録

「~から~まで」

は9:00~3:00と板書すれば問題ない。
「~時」も音変化は少ないのでそんなに詰まることはないが、「分」と「動詞の4時制」で詰まる。

「休み」

新出語の「休み」がNである事を十分に言っておく。テストなどで「休みです→休みました→休みじゃありません→休みませんでした」とする学生が多い

3.この課で電話番号を聞き・教え方を学ぶが、必ず先生の電話番号を教えてほしいと来るので準備をしておく。
準備①
学校として、教えていいのか学校に聞いておく
準備②
教えない場合の理由を用意
準備③
教える場合の対応
・「授業が終わってから教える」と言えば、本当に知りたい人だけが残るので、全体には伝わらない
・学生によっては、しつこく連絡してきたりするなど、様々なタイプがいるので注意

関連

FAQ.留学生によくされる質問とその答え方

プリント

この課では動詞の時制を教える大事な課である。使える動詞が少ないのは、そのためで、とにかく授業いっぱい時制を意識させ、変換練習に充てる。
その際に用いるものとして以下の図と簡単な問題を作ったので、活用してほしい。

 

問題

日本語教師のN1et、管理人による日本語教師養成レッスン詳細はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA