【11課】教案:助数詞(つ、枚、台、人)、期間

みんなの日本語 初級I 第二版』完全準拠。
導入や練習の仕方、教師として知っておきたい文型のポイントなどを解説します。

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学習項目

練習A
1.Nが<助数詞>あります
2.Nを<助数詞>Vます
3.<人>が〇人います
4.<期間>に〇回Vます
5.<期間>Vます
6.<乗物>で〇時間かかります

教案

新出語彙

この課では、数に関わる言葉がたくさんでてきます。文型の練習の中でたくさん練習しましょう。

★ポイント

  • かかります:11課「時間/お金が~」、29課「鍵が~」
  • おにいさん:「兄」につられて「あにいさん」にならないよう注意

練習A-1:Nが<助数詞>あります

導入:〇つ

◆絵などを用いて、ひとつ~とお、いくつ、を導入・練習する
 「よっつ」と「やっつ」が紛らわしいので注意

「〇つ」は助数詞の中でも少々特殊で、なにを「〇つ」で数えるのかは難しいところです。比較的小さくて立体的な物、といったところでしょうか。また、「私には夢がみっつある」「宿題がよっつもある」のように抽象的な物にも使うことができます。人・動物にだけは使わないよう、注意させましょう。

導入:Nが〇つあります

10課の「Nがあります」を思い出させる
T:(「りんご(  )あります。」と板書)ここは?
S:が
T:そうですね。りんごがあります。

りんご( が )あります。

◆Nが〇つあります
T:りんごがあります。りんごが・・・(1つ・2つとゆっくり見せながら発話を促す)
S:りんごがひとつあります。りんごがふたつあります。

りんご が ひとつ あります。

◆いくつありますか
T:(たまごの絵を見せて)これは何ですか。
S:たまごです。
T:たまごがいくつありますか。
S:みっつあります。

たまご が いくつ ありますか。
…みっつ あります。

「ひとつがあります」「いくつがありますか」とならないように注意しましょう。これは中級に行けばそれほど残る誤用でもありませんが、化石化する学生はいるので、注意です。

練習B-1

◆拡大した絵を用いて行う
T:(例の絵を見せる)これはなんですか。
S:りんごです。
T:りんごがいくつありますか。(リピート練習)
S:みっつあります。(リピート練習)
T:(1の絵を見せる)これはなんですか。
S:いすです。
T:いすが・・・?(質問を作るよう促す)
S:いすがいくつありますか。(リピート練習)
T:いくつありますか?
S:ひとつあります。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

導入:〇枚/〇台

◆絵などを用いて、いち~じゅう、なん+枚/台を練習する

この課で扱う助数詞は、音の変化のない「台」「枚」のみです。日本語には本当にたくさん助数詞があるので、ほかは興味があれば調べてみるよう言いましょう。『翻訳・文法解説』の168-169ページに一覧があります。

「枚」で使う物:切手・はがき・封筒・写真・紙・シャツ・CD
「台」で使う物:車・パソコン・自転車・テレビ

導入:Nが<助数詞>あります

T:(はがきを見せる)これは何ですか。
S:はがきです。
T:何枚ありますか。
S:4枚あります。
T:(車を見せる)これは何ですか。
S:車です。
T:何台ありますか。
S:2台あります。

はがき が よんまい あります。
くるま が にだい あります。

練習B-2

◆拡大した絵を用いて行う
T:(例の絵を見せる)これは何ですか。
S:テレビです。
T:テレビが何台ありますか。(リピート練習)
S:2台あります。(リピート練習)
T:(1の絵を見せる)これは何ですか。
S:シャツです。
T:シャツが・・・?(質問を作るよう促す)
S:シャツが何枚ありますか。(リピート練習)
T:何枚ありますか?
S:1枚あります。
 (続けて2~4も行う)

練習A-2:Nを<助数詞>Vます

「NをVます」は6課で勉強しました。忘れている場合は助詞を中心に丁寧に復習しましょう。なお、「<場所>で」はここでは練習に入れません。

導入:Nを<助数詞>Vます

6課の「NをVます」を思い出させる
T:(「りんご(  )かいます。」と板書)ここは?
S:を
T:そうですね。りんごをかいます。

りんご( を )かいます。

T:りんごを・・・(1つのりんごを見せる)
S:ひとつ買います。
T:りんごをひとつ買います。

りんご を ひとつ かいます。

「ひとつを買います」にならないよう注意しましょう。

T:(「食べます」の絵を見せる)これは何ですか。
S:食べます。
T:(みかんを3つ出す)みかんを・・・
S:みかんをみっつ食べます。
T:(手紙5枚と「書きます」の絵を見せる)
S:手紙を5枚書きます。
(いろいろな物で繰り返す)

この時点で使える動詞一覧
食べます・書きます・送ります・撮ります・買います・あげます・もらいます

導入:何〇Vましたか/練習B-3

◆練習B-3を使って質問の形を導入する。絵で2人の会話として見せるとわかりやすい
T:(Aさんの上にはがきをたくさん出す)これは何ですか。
S:はがきです。
T:(はがきの上に【?】【買いました】を出す)はがきを何枚買いましたか。(リピート練習)
 (Bさんの上に例の絵を出す)
S:10枚買いました。(リピート練習)
T:(Aさんの上に写真をたくさん出す)これは?
S:写真です。
T:(写真の上に【?】【撮りました】を出す)写真・・・?(質問を作るよう促す)
S:写真を何枚撮りましたか。(リピート練習)
T:(Bさんの上に1の絵を出す)
S:5枚撮りました。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

導入:<助数詞>だけ

「~だけ」は、「ほかにない」という「限定」の意味を表す副助詞です。これはなかなか教えるのが難しいです。というのも、これは使っても使わなくても「そこにある事実」は変わらないからで、通常こういったものは初級後半から扱うからです。
例:みかんをひとつだけ食べます。 ←「みかんをひとつ食べる」という事実は「だけ」があってもなくても同じです。
なお、練習Bでは6に「10分だけ(休みます)」という形ででてきますが、ここで目に見えない「10分」で導入するのは至難であるため、「みかん」などで導入しておきます。『翻訳・文法解説』に説明がありますので、そういったものも活用しながら概念を伝えましょう。
さらに詳しくはページ最下部にある「教師用メモ」を参照してください。
T:(10個のりんごと1個のみかんを見せる)りんごがいくつありますか。
S:とおあります。
T:みかんがいくつありますか。
S:ひとつあります。
T:そうですね。りんごが1,2,3、・・・とおあります。(たくさん、とジェスチャー)
 みかんが、ひとつだけ、あります。2,3,4、ありません。ひとつだけ、あります。
みかん が ひとつ だけ あります。

「ひとつだけがあります」とならないよう注意させましょう。

T:(小さいチョコレートを9つ見せる)これは何ですか。
S:チョコレートです。
T:チョコレートがいくつありますか。
S:ここのつあります。
T:そうですね。(ひとつ食べる男の子の絵を見せる)ひとつだけ、食べます。ふたつ、みっつ、たべません。チョコレートをひとつだけたべます。
チョコレート を ひとつ だけ たべます。

導入:〇つください/練習C-1

◆レストランの注文の時はどんなものも「〇つ」で数えることを教授
T:(レストランの絵を見せて)ここはどこですか。
S:レストランです。
T:(C-1の例の絵を見せる)これはサンドイッチです。サンドイッチをふたつください。
 (ビールをよっつ見せる)ビールを?
S:ビールをよっつください。
T:(ラーメンをみっつ見せる)
S:ラーメンをみっつください。
T:はい。レストランで、いつも「〇つ」を使います。

◆練習C-1を使って練習する

できそうなら、自分の好きなものに変えてオーダーさせてもよいでしょう。

活動:注文しよう

◆実際のメニューから食べたいものを選び、オーダーする練習
活動の流れ:
1.3人ずつくらいのグループを作り、グループに1つ、メニューを配布する(できれば本物がよい。漢字が読めないとおもうので、カタカナメニューの多いファストフードがおすすめ)
2.何を食べたいか一人ずつ決め、グループリーダーが取りまとめる
3.みんなで、なんとオーダーしたらいいか確認し、練習する
4.リーダーがTのところへきて、注文する

活動:1000円の買い物

◆数ある品物の中から、ぴったり1000円の買い物をするゲーム。『文型練習帳』の51ページを使ってもよい。
活動の流れ:
1.品物と金額が書かれたリストを渡す
2.例を見せて、ちょうど1000円になるように買い物することを説明する(何をいくつ買ってもよい)
3.できたら発表させて、みんなで1000円になるか計算する

使用教材:

練習A-3:<人>が〇人います

導入:〇人

◆絵などを用いて、ひとり、ふたり~じゅうにん、なんにん、を導入・練習する
 「よにん」が「よんにん」「しにん」にならないよう注意

◆文字で確認
文型練習帳』49ページなどを使って、これまでに勉強した助数詞「〇つ、〇人、〇枚、〇台」を確認する

導入:<人>が〇人います

T:(クラスの学生をカウント)学生が、ひとり、ふたり・・・8人います。

がくせい が はちにん います。

T:(絵を見せて)女の人が何人いますか。
S:よにんいます。

おんなのひと が なんにん いますか。
…よにん います。

◆文作練習
文型練習帳』50ページなどを使って、絵を見て文を作る練習をする。

練習B-4

◆絵を拡大したものを使用
T:(例の絵を見せて)女の人が何人いますか。(リピート練習)
S:ろくにんいます。(リピート練習)
T:(1の絵を見せて)男の人・・・?(質問を作るよう促す)
S:男の人が何人いますか。(リピート練習)
T:なんにんいますか?
S:きゅうにんいます。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

導入:家族は〇人です

T:私の家族は(家族の写真を見せて、姉や父などを指しながら)4人です。父と母と姉がいます。
S1さんは?
S1:私の家族は3人です。父と母がいます。

わたしのかぞくは よにん です。ちちとははとあね がいます。

「家族は〇人です」には自分を含めますが、「兄弟は〇人です」には自分を含めません。

◆ペアでお互いの家族構成を聞き、メモさせて発表させる
T:S1さん、S2さんの家族は何人ですか。
S1:ごにんです。父と母と・・・
T:「父」はいいですか。
S1:あ、お父さんとお母さんとお姉さんと弟さんがいます。

他人の家族について話すときは「~さん」をつける形を使うことによく注意させましょう。

練習A-4:<期間>に〇回Vます

導入:1〇〇(時間/日/週間/か月/年)、〇回

◆ある男の子のスケジュール表を見せる
T:(男の子のセリフとして)私は1週間に2回、英語を習います。
 1か月に2回、映画を見ます。

◆1〇〇(時間/日/週間/か月/年)
板書するなどして確認・練習する

「1日」は、日付として5課で「ついたち」と教えましたが、ここでは「いちにち」になります。なお、「2日」は日付でも期間でも「ふつか」です。余裕があれば「半年」、ついでに読み方が特殊な「よねん」(オリンピックは4年に1回)も教えるとよいでしょう。

◆〇回
こちらも板書するなどして確認・練習する

「〇階」を3課で勉強しています。それとほとんど同じなのですが、「3回」は「さんかい」、「何回」は「なんかい」と濁音がつかないので注意させましょう。

導入:<期間>に〇回Vます

◆先ほどのスケジュールをもう一度使う
T:(男の子のセリフとして)私は1週間に2回、英語を習います。
いっしゅうかん に にかい えいごをならいます。
T:映画は?
S:1か月に2回、映画を見ます。
T:アルバイトは?1週間に何回アルバイトをしますか。
S:1回します。
いっしゅうかん に なんかい アルバイトをしますか。
…いっかい します。

日本に住んでいる学生であれば、「週に」「月に」「年に」という表現を聞いたことがあるかもしれません。質問があれば、それは「1〇に」と同じであると伝えましょう。

練習B-5

◆キュー出しで練習を行う
T:1か月、映画を見ます。1か月に何回映画を見ますか。(リピート練習)
 (【1】を出す)
S:1回見ます。
T:1日、彼女に電話を掛けます。
S:1日に何回彼女に電話をかけますか。(リピート練習)
T:(【2】を出す)
S:2回かけます。(リピート練習)
 (続けて2~4も行う)

練習A-5:<期間>Vます

ここで使われる動詞は「勉強します」「休みます」など、ある程度その行為を完了するまでに時間がかかるものに限ります。「買います」「送ります」などは使えません。

導入:<期間>Vます

T:S1さんは、いつ日本へ来ましたか。
S1:今年の9月に来ました。
T:そうですか。いま11月ですから・・・S1さんは、2か月日本にいます。
 S2さんは?
S2:私は・・・5か月日本にいます。

にかげつ にほんにいます。

T:S3さんは、何か月、日本語を勉強しましたか。
S3:2か月勉強しました。

なんかげつ にほんごをべんきょうしましたか。
…にかげつ べんきょうしました。

◆先ほどのスケジュールを使う、スケジュールに時間も書いておく
T:英語は何時から何時までですか。
S:6時から8時までです。
T:何時間英語を勉強しますか。
S:2時間勉強します。
T:アルバイトは?なん・・・(質問を作るよう促す)
S:何時間アルバイトをしますか。
T:何時間しますか?
S:4時間します。

練習B-6

◆パワーポイントでAさんとBさんの会話として見せるとわかりやすい
T:(Bさんの発話として)会社を休みました。
 (Aさんの頭の上に【何日?】と出す)なんにち・・・?(質問を作るよう促す)
S:何日会社を休みましたか。(リピート練習)
T:(Bさんの上に【4】を出す)
S:4日休みました。(リピート練習)
 (続けて1~4も行う)

導入:どのくらい

◆上の練習の流れを使う
T:(Bさんの発話として)来週国へ帰ります。
 (Aさんの頭の上に【何日?何週間?何か月?何年?】と出す)どのくらい、国へ帰りますか。

どのくらい くにへかえりますか。

質問の際、期間の単位が何なのかわからないと質問しようがありません。そんなときに便利なのが「どのくらい」です。ちなみに、「どのくらい」は期間のほかに量、長さ、費用などにも使えます。

練習B-7

◆例を確認してから、ペアで練習させる

ペアワークのやり方は様々です。まだ文がうまく作れそうにないと感じたら、全体で正しい文を確認してからペアでもう一度練習させてもいいでしょう。また、終わってからTのキューに続いて全体でリピート練習すると、最後に正しい文を自分の口で練習して終わることができます。

練習A-6:<乗物>で〇時間かかります

「かかります」は、練習AやCで扱うのは「〇時間」だけですが、費用についても言うことができます。余裕があれば言及しておきましょう。

導入

T:S1さんのお国はどちらですか。
S1:韓国です。
T:日本から韓国まで、なんで行きますか。
S1:飛行機で行きます。
T:飛行機で、どのくらいかかりますか。2時間?3時間?
S1:2時間ぐらい・・・
T:2時間ぐらいかかります。

ひこうきで どのくらい かかりますか。
…2じかんぐらい かかります。

◆ペアになってどのくらいかかるかを聞きあう。適宜ペアチェンジを行う

この「かかります」は練習Bがなく、練習Cもいまいちなので、工夫してオリジナルの会話例などをつくり練習させましょう。

活動:インタビュー

活動の流れ:
1.「家族は(   )ですか」「うちにパソコンが(   )ありますか」などの質問と、答えを書く欄があるワークシートを配布。答えの欄には「わたし」と「   さん」がある
2.まず、質問の疑問詞を埋め、質問対して自分の答えを「わたし」の欄に書く。単語だけではなく完全文で書くよう指示する
3.次に、自分の答えが書き終わった人同士で、インタビューしあう
4.相手の答えを自分のシートに書き込む
5.余裕があれば、「~さんの家族は〇人です」などと発表させてもよい

教師用メモ

「どのくらい」と「どのぐらい」はどう違う?

たまに学生に「”どのくらい”と”どのぐらい”はどう違いますか」と聞かれます。『みんなの日本語』では「<期間>ぐらい」「どのくらい」を採用しています。かつては「体言+ぐらい、どの+くらい」と使い分けていたそうですが、現代ではどちらでも構わないとのこと(参考:NHK放送文化研究所)。学生に上記の質問をされたら、「同じです」と答えておきましょう。

「だけ」と「しか」の違い

【電車に乗る前に】
A 190円だけある。
B 190円しかない。
Aは残金にポジティブな印象を持ち発言しています。「よかった。電車に乗って帰れる!」という話者の気持ちが汲み取れます。
一方、Bは残金にネガティブな印象を持ち発言しています。「他にも買い物したかったけど、もう残り190円だよ。残念。」という話者の気持ちが汲み取れます。

【会議で】
A じゃ、10分だけ休もうか。
B じゃ、10分しか休まないよ。
Bの文に違和感があるのは、休憩というポジティブな語に対してネガティブな印象を与える「しか」を使っているからです。この文から違和感がなくなる状況として考えられるのは、「喫緊の課題があり、休憩も惜しいという状況で発せられた場合」でしょうか。
C じゃ、10分しか休まないから、すぐに戻って来てね。遅れたらクビだよ。

このように、「だけ」と「しか」には言外に話者の気持ちが含まれており、これをこれだけ早い段階で教えるのは難しいということです。

授業に役立つプリント

助数詞を扱ったプリント・クイズ

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助数詞のフラッシュカード

助数詞の変換練習はFC(フラッシュカード)が便利です。以下のリンクを押すと、無料でダウンロードできます。「~人」「~つ」「~回」が入っています。

FC 助数詞

クイズ式の聴解問題

変な文もありますが、飽くまでクイズなので気にしないように。学生のレベルに合わせて問題数や文を変更してください。

①しんくんは月曜日から金曜日まで学校へ行きますが、今週の水曜日だけ学校を休みました。しんくんは1週間に何回学校へ行きましたか。【答え:4回】
②しんくんは9/10と9/27に映画を見ました。しんくんは1か月に何回映画を見ましたか。【答え:2回】
③木村さんは半年に4回国へ帰ります。木村さんは1年に何回国へ帰りますか。【答え:8回】
④松本さんは木村さんに2週間に1回りんごを1つもらいます。松本さんは1カ月にいくつりんごをもらいますか。【答え:2つ】
⑤松本さんは6時間に1回たばこを吸います。2日に何回吸いますか。【答え:8回】
⑥松本さんは2か月に5回木村さんに会います。半年に何回会いますか。【答え:15回】
⑦スミスさんは1週間に5回学校で日本語を勉強します。2か月に何回日本語を勉強しますか。【答え:40回】
⑧木村さんは月曜日の午前7時にたまごを10買いました。水曜日の午前7時、たまごが3つありました。木村さんは2日にいくつ食べましたか。【答え:7つ】
⑨山田さんはりんごを3つ買いました。それから友達にりんごを2つあげました。山田さんの友達はりんごがいくつありますか。【答え:1つ】
⑩山田さんは昨日友達にりんごを2つもらいました。山田さんはりんごを1つ食べました。1つ弟にあげました。山田さんはりんごがいくつありますか。【答え:ありません】
⑪山田さんはアイスクリーム10を買いました。それから友達に6つ、家族に4つあげました。山田さんはアイスクリームをいくつ食べましたか。【答え:食べませんでした】

【10課】教案:あります/います
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【12課】教案:名詞・形容詞(過去形)、比較
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