蔓延!カンニング学生!

まずはいろいろな彼らのカンニング方法の一部を紹介します。

カンニング方法

  • 教師が聞こえない声で話す
    対策:口を見る
  • 机の中のノートや教科書を見る
    ➔対策:テスト開始前に机を180度回すか、持ち物を全てかばんに入れさせる。私は絶対に全員の机の中を空っぽにするまで開始しません
  • 机に鉛筆で書く。これがなかなか立っている先生からは見えない
    ➔対策:テスト実施直前に手をどけさせ、机の表面を見て回る
  • 手に書く。全然それを見ないように見えるため、恐ろしい
    ➔対策:手を見る

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カンニングの対処法は、結論から言ってしまうと、これだ!というのはありません。
日本語教師を始めて、まずぶち当たる壁が学生のカンニングではないでしょうか。日頃これでイライラしている人も大勢いることでしょう。私も最初は「なぜこの子達は平然とカンニングをするのか」と驚嘆しました。 何度言っても、何度注意しても、カンニングを繰り返します。

見たら減点、または0点などと脅してみてもいいでしょう。実際に減点しないと、こいつ減点減点って言うだけで何もしないぞ!と、むしろカンニングはエスカレートします。

カンニングのデメリット

について考えてみましょう。なぜカンニングをしてはいけないのか。
①学生の正確な力がはかれない。
②卒業後もカンニングをする。日本語学校で更生させておく。
③宿題もそうだが、ただ人のを写すだけではその人に成長はない。

カンニングのメリット

①なし
②なし
③④がなくて
⑤になし

なぜテストをするのか

理由は3つ。1つ目は、テストとは学生の能力を知るために先生が行うものです。そして、成績は次のクラスの担当の教師に引き継ぎます。2つ目は学生に『テストのために』勉強をしてもらう、ということです。ただ「家で勉強して!」と言っても勉強なんかしないでしょう。そこでテストです。テストが悪かったら再テストがある。テストが悪かったらまた同じところを勉強することになる。そういう恐怖でもって勉強をさせる動機づけにするのです(出稼ぎで来ているような子はこれに該当しませんが)。

カンニングができる!となればテストのための勉強もしなくなります。そして3つ目は、高得点で自信をつけてもらう、ということです。自信をつけた学生は自発的に勉強するようになります。自分はできる!と思ってもらえます。

それにしても彼らのカンニングに対する情熱は凄まじい・・・
海外のカンニング対策参考画像

海外の先生も大変です。日本でこれだけカンニングするのもうなずけます。インドは超学歴社会なので、親がカンニングを手助けしたりするなど、大問題になっているそうです。

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反対に、例えば私達日本人が

 テスト中に友達のテストを見ろ!友達と話せ!

と言われたら、恥ずかしくてできないでしょう。人の答えを見るなんて『恥』、そう考える人が多いと思います。

ある学生が言いました。カンニングをするのは、『友達を思っての事だ』『わからなくて困っている友達を見て助けないなんておかしい!助けるのが普通だ』
実に素晴らしい言い分です。仮にそれを正しいとするのなら、助けない日本人は冷たいということになります。しかし、友達に答えを教えては、上述の通り友達のためになりません。
カンニングについては国によって様々な考え方があるのでしょう。ちなみに私はこれまで様々な対策を講じてきました。見るな!話すな!とはもう言っていません。馬に念仏を唱えているような感じです。
上述の減点方式も一つの手かもしれません。喋る、見る、をしたらすぐに名前を板書し、後日返却時にテストに

 -3

と書いておきます。実際に減点はせず、学生が見るテスト用紙にのみ「フェイク」の点数を書いておくとか。しかし、いくら言ってもやる人はやるし、やらない人はやらないし、イタチごっこです。やらせない事に尽力するのではなく、できない環境を作る事に心血注いだ方がよっぽどよさそうです。例えばですが、
 ①席を離す
 ②人数が多ければ教室を2つ使う
 ③席替え
などでしょうか。席替えは特にカンニングをする子達を一番前の列に座らせれば横を見ても、話しても、点数は得られません。カンニングして得られるのは間違いだけです。さらに、カンニングしたかどうかわかりにくい時がありますが、こうすれば後ろを見る事でしか点が得られないので、やったら即退場にできます。

もうホント面倒なんで、来日時の誓約書に一つ追加してほしい。
私はテスト時、カンニング、またはそれに準ずる行為を行った際には帰国します
と。

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