『siriと長話』 -日本語教育機関活動案

対象レベル・人数

中級後半から上級クラス

発話者が一人しかおらず、しかもターンが回ってくるまでに相当な時間がかかるため、少人数クラス(3人~5人)が望ましいです

ねらい

発音矯正

正しく発音し、アクセントをおかないとsiriが認識できない、というスリルがあります。また、自分がどのように発音しているのかをsiriに指摘されるので、普段教師が言っても聞かない学習者にはこれが有効的に働きます。

会話能力向上

会話を続けなければならない、という心理がより学習者に会話というものを意識させることができます。会話の授業は教師と学習者、学習者と学習者が普通ですが、そこにロボットと学習者を入れることで、授業に新鮮さが生まれるだけでなく、会話を授業参加者全員で客観的に観察することが可能となります。発話者まで客観的にさせるのは大変大きいです。

準備するもの

  1. iPhone(日本語設定のもの)
  2. 代替品として、WindowsのCortanaでも可

iPhoneは標準でsiriが入っていますが、学習者のものは日本語設定でないものが多いので、教師のものを使ってしまった方がいいです。学習者の言語設定を変えるだけで時間を食うし、そこでもうだれてしまいます。

やり方・コツ

①教師が教師のiPhoneに質問する

②学習者を一人指名し、さらに質問する

③siriが「質問の意味がわかりません」や意味不明な事を言ったら
その人が負け

④負けた人は       をしなければならない

下線がある④ですが、これは皆で罰ゲームを考えるためのものです。お手柔らかに。

失敗談

上のやり方の①ですが、最初に学習者に質問させると、なかなか最初の質問が出ず、出鼻をくじかれます。最初は教師が質問し、その後は学習者に任せるという形でやっていく方がいいでしょう。

それから、最初にも書いていますが、少人数クラスでなければ間がもちません。発話➔画面を皆で確認というのがどうしても少人数でなければならないのです。20人クラスでも学習者各々のiPhoneでやらせて、画面をスクリーンショット、それを教師のパソコンに送信、皆でそれを大画面で見る、という方法もなくはないですが、iPhoneを持っていない人はどうするのか、スクリーンショットの撮り方は周知しているか、送信した人の識別、整理、等々考えただけでグダグダになるのが目に見えます。

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